「ライフコモレ四谷店」開店、対面の総菜や水産コーナーでライブ感演出
「コモレ四谷」は地下3階地上31階建てで、地下1階~地上2階は「CO・MO・RE・Mall」、地上3階~30階はオフィススペース、地上3階~7階は住宅、教育施設などとなっている。
「ライフコモレ四谷店」は売場面積809平方メートルを確保し、駐車台数は288台(コモレ四谷内共有)、営業時間は平日8時~24時、土日祝日9時半~24時とし、年間売上目標は22億円を見込んでいる。同店のオープンで新宿区では、若松河田駅前店に次ぎ2店舗目となり、競合店は成城石井アトレ四谷店(0.1km)、丸正総本店(0.8km)、マルエツ市ヶ谷見附店(0.8km)、イトーヨーカドー食品館新宿富久町店(1.6km)となっている。ターゲットは、平日はオフィスワーカーや学生、週末は車利用の高所得世帯30代~40代のニューファミリー、シニアとした。レジ台数は11台でキャッシュレスセルフレジ6台、セミセルフレジ4台(キャッシャー8台)、レーンレジ1台。
店内入口には総菜や弁当を販売するスペースを大きくとり、品ぞろえの豊富さをアピール。豊富な鮮魚を平置きにした対面の水産コーナーや、プレミアムホテルブレッドなどをそろえたインストアベーカリーも迫力のライブ感を演出している。有機食品を集めた「BIO-RAL」コーナーには、ひかり味噌の「円熟」、PBのプレミアムこめ油・アマニ油、「寺岡屋の有機醤油」などが並べられた。
「ライフコモレ四谷店」有機食品コーナー「BIO-RAL」
〈生みそ・即席みそ汁・FDみそ汁など種類豊富な商品を陳列、高価格帯商品も充実〉本紙関連のみそ売場では、生みそ、袋タイプ多食用の即席みそ汁(写真)、個食サイズフリーズドライ(FD)の即席みそ汁が、それぞれ3尺棚に種類豊富な商品が所狭しと並べられた。
「ライフコモレ四谷店」みそ売り場
生みそでは、信州味噌の山吹「コクとかおり」、「無添加大寒仕込み」などの高価格商品も充実しており、期間限定のボーナスポイントが付与される商品としてピックアップされたほか、袋タイプ多食用の即席みそ汁では神州一味噌の「コクが自慢のとん汁」が一押し商品として、3月31日までの特別プライスで販売されていた。FDみそ汁ではアマノフーズ、マルコメ、永谷園などを中心に並べられ、上段には高価格帯のマルコメ「つきぢ田村料亭のおみそしる蟹汁」などが本体価格150円弱で販売されていた。生みその隣には、みそ汁の具が5種類ほど並べられ、手軽に具だくさんのみそ汁が楽しめることを提案していた。
MCTやえごま油、アマニ油などの健康油やオリーブ油も豊富なブランドが並べられ、ごま油でもかどや製油をはじめ中価格帯から高価格帯の商品が販売されていた。
甘酒売場では、定番のマルコメや八海山の商品が並べられたほか、宮坂醸造の「真澄糀あま酒」、イチビキの「国産米使用糀あま酒」、ヤマクの「親子で飲む甘酒バナナ」など、珍しいフレーバーの商品も取りそろえられていた。
〈大豆油糧日報2020年2月28日付〉