味噌生販協新春総会、日本食を目指すインバウンド効果を取り込む-田中会長

 味噌生販協議会は19日、新春総会を都内のホテルで開いた。新年の祝辞では、インバウンド効果や、さらなる輸出促進を訴える意見が多く聞かれ、内外ともに和食推進の中で、みそ汁の需要拡大を呼び掛けた。

 初めにあいさつした、田中徳兵衛会長(写真左、田中徳兵衛社長)は、「昨年はインバウンドで、訪日観光客が2,000万人に迫った。来日の一番の目的は、買い物とかではなく、日本食にあるようだ。牛丼やラーメン、カレーなど、我々が日常的に食べている食事も海外の人に理解され、普及してきている。日本で食べる日本食のおいしさは、日本の風土が生み出したさまざまな食品によって裏付けられている。こうしたことも含めて、今年も、昨年からの和食推進の勢いを生かして、さらにインバウンド効果を取り込んでいきたい」と述べた。(詳細は本紙にて)