カナダ大豆生産量・輸出量とも8年連続で増加-カナダ大豆セミナー

カナダ大使館で18日、カナダ食品大豆セミナーが開かれ、生産状況、品質などカナダ大豆業界の現状や、品質保証への取り組みが報告された。

冒頭あいさつしたソイ・カナダ専務理事のジム・エヴァーソン氏(写真上)は、ソイ・カナダの取り組みについて説明し、「カナダ大豆業界全体を代表する一元化された窓口で、市場ニーズなどの要求にも対応している。また、輸出・輸入業者の業務上の障壁を取り払い、市場開発や製品開発における研究・イノベーションに力を入れている」ことなどを紹介した。

カナダの大豆産業では、生産量・輸出量とも08年から8年連続で増加しており、カナダの作物のうち大豆の作付面積は国内で第4位、農家収入ベースは第3位で、大豆がカナダ経済のけん引産業のひとつと認識されていることを紹介した。(詳細は本紙にて)