日本植物蛋白食品協会が創立40周年記念懇親会を開く

日本植物蛋白食品協会は9日、創立40周年記念懇親会を都内のホテルで行った。冒頭あいさつした木本実(不二製油社長、写真)会長は、熊本地震の被災者にお見舞いと早期の復旧・復興を祈った上で、「日本植物蛋白食品協会は昭和50年8月に社団法人として創立された。同年に農政審議会から食料問題の展望と食料政策の方向において、資源制約の厳しい我が国においては今後、植物たん白の高度加工による食料への利用拡大の必要性が指摘された。当協会はそれを契機に、植物性たん白食品の開発・利用および消費の増進を図るとともに、たん白資源の有効利用と国民の食生活の安定向上に寄与することを目的として、農水大臣の許可を受けて、発足した。また、公益法人制度の改革に伴い、13年4月に一般社団法人に移行。昨年の8月に創立40周年を迎えることができた。当協会が今日まで発展してきたのも、発足時に予測した国内の食品市場において植物たん白が栄養面、機能面で役割を果たし、社会に貢献してきたことが基本にあるが、本日参加していただいている関係官庁、関係学会、関係企業の指導に対しても深く心より感謝いたします」と述べた。(詳細は本紙にて)