棚橋新会長を選任、豆腐公正規約には各社の意見主張していく-日豆協総会

日本豆腐協会(日豆協)は24日、都内で第40回通常総会を開催し、15年度事業報告・決算、16年度事業計画・予算を原案通り承認した。役員改選では、中野高雄会長が退任し、棚橋勝道・棚橋食品社長(写真右)が新会長に選任された。また三浦巌副会長の退任に伴い、三好兼治・三好食品工業社長が新副会長に選任された。

中野会長は冒頭のあいさつで「厳しい業界だが、健康の視点では和食や豆腐が見直されている。国際的にも注目を集めており、業界は決して暗くない。市場の活性化と成長を図るような政策を業界として打ち出したい。次世代の閃きと行動力に期待したい。公正競争規約の協議が進んでいるが、消費者が豆腐製品を適正に評価できる分からいやすい制度が必要になる。業界全体で十分に議論を尽くす必要がある」と話した。(詳細は本紙にて)