特売控えて売上金額を確保、出荷数量上向きで今後に期待-秋のみそ特集

ここ数年減少傾向にあったみその出荷数量が上向いている。デフレの影響で、家庭内調理による節約指向の影響ではないかとも言われている。

これまでは数量が減少傾向にあったため特売を控えて、売上金額は前年並みをキープするものの、販売数量は前年割れを余儀なくされてきた。今後は、販売数量の減少傾向に歯止めがかかってきたことから、販売数量での挽回も期待できる。

宮坂醸造がサッポロホールディングスの傘下に入った。大手メーカーが衝撃の選択をしたことで、業界に新たな不安も漂い始めた。

業界のトレンドは、減塩、無添加、健康志向の高い商品が支持されている傾向にある。こうした中で、中堅メーカーはいかに大手とは違った独自性を出していけるかが業績挽回の鍵になる。(詳細は本紙にて)