生産者代表が米国産Non-GM大豆の最新情報報告-USSEC品質会議②

アメリカ大豆輸出協会(USSEC)主催のアメリカ大豆バイヤーズ・アウトルック・コンファレンス(一部既報)では、生産者による米国産Non-GM大豆の最新情報や、米国大豆のサステナビリティの取り組みについて報告された。

イリノイ州でNon-GM大豆などを生産するダグ・ウィンター氏(全米大豆基金財団ディレクター)は「アメリカのノンGMO大豆の最新情報」について報告した。講演内容は以下の通り。

ウィンター氏のイリノイ州南部にある1,375haの農地では、トウモロコシ、大豆、小麦を栽培している。Non-GM大豆の品質には最新の注意を払い、機材の洗浄などを作付の段階から徹底するなど、生育から収穫、保管に至るまで、徹底した管理を行っている。

また、同氏の農場では不耕起栽培を実施している。これにより、土壌の品質を管理し、健全性を確保し、生物多様性を担保している。段畑を使うことで、土壌の浸食を鈍化させている。また、植性水路と被覆作物によって水質の保全も担保している。機材では、ゴム製トラックの農機具を使うことで、土壌の圧密を減少させている。(詳細は本紙にて)