三幸食品の新社長に森田取締役が就任、現場を知る実務家の手腕と事業戦略の実行力で抜擢

三幸食品(ロゴ)
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三幸食品は、6月10日開催の取締役会において、森田裕一郎取締役が代表取締役社長に就任したと発表した。杉山幸一前社長は代表取締役会長に就任した。

森田社長(55歳)は1993年に三幸食品へ入社。営業現場での経験を重ねた後、2016年に九州支店長、21年には穀物事業部の執行役員を歴任。23年には取締役に就任し、同社の主力事業の一翼を担ってきた。現場を知る実務家としての手腕と、事業戦略における実行力が評価され、今回の抜擢に至ったとする。

就任にあたり森田社長は、「これまで培ってきた現場力と信頼を礎に、変化の激しい食品業界においても柔軟かつ持続可能な成長を目指す。安全・安心な食の提供を通じて、社会と地域に貢献できる企業であり続けたい」と抱負を語った。

「創業77年を迎える三幸食品は、長年にわたり食の安定供給と品質向上に取り組み、業界内で確固たる地位を築いてきた。今回の社長交代は、歴史ある企業としての伝統を守りつつ、次代に向けた変革を進める大きな節目となる。また、杉山前社長が代表取締役会長に就任することで、これまでの経営方針と企業文化を継承しつつ、新たな視点による改革を推進する体制が整った。経営の継続性と革新性を兼ね備えた新体制のもと、三幸食品はさらなる成長と社会的価値の創出を目指し、食の未来を切り拓いていくことが期待される」(同社)としている。

〈大豆油糧日報 6月16日付〉

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