堂本剛さんプロデュース90周年記念商品、コーン油ブレンドこめ油など発売【昭和産業】

新商品群
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昭和産業は12日、千代田区の本社で「昭和産業2026年 春夏新商品発表会」を開催した。
90周年記念商品として、堂本剛さんがプロデュースしたホットケーキミックスを新発売し、3月から堂本剛さん出演のCMも全国で放映開始する。

油脂では市場が拡大しているこめ油にとうもろこし油をブレンドした商品を新たに投入する。このほか、若者層の簡便ニーズに応える新しい粉もん料理用ミックスや、水だけで作れるアレルギー対応のホットケーキの素も発売する。

「もう揚げない‼焼き天ぷらの素」は、さらにおいしく仕上がるようにリニューアルした。冒頭あいさつで鈴木孝明取締役専務執行役員事業・営業部門統括は、「物価高騰を背景に消費者の節約志向や生活防衛意識は強まり、家庭用商品の販売減につながっている」と足元の市場環境について触れた。そうした中でも「消費者ニーズを的確に捉えた商品は堅調にしている」と強調する。

鈴木取締役専務執行役員
鈴木取締役専務執行役員

同社の商品では、「魔法シリーズ」や「蒟蒻効果」、「太麺スパゲッティ」、「焼き天ぷらの素」は好調な販売を維持しているという。今回の新商品については、「簡便と調理の楽しさを両立させた商品、アレルギー対応でおいしさを追求した商品、当社ならではの保有原料を有効活用した商品、加えて創立90周年記念商品を発売し、消費者の潜在ニーズを深く掘り下げ、新たな価値を生み出すユーザーインの視点での取り組みと、ブランド価値のさらなる向上に努めていく」と説明した。

このうち、「とうもろこし&こめ油 軽やかブレンド」について山口龍也取締役常務執行役員は、「日本にはとうもろこし油のマーケットがなかった。当社はこめ油もとうもろこし油も原料から持っており、活性化させる使命がある。他の油脂メーカーにはできない。マーケットが活性化しているこめ油の力を借りながら、眠っている商材のとうもろこし油を活性化していく」と狙いを語った。

〈とうもろこし油の風味の良さをバランス良く配合、焼き肉のような食べ方コンセプトに〉


湯澤公朗流通営業部長は新商品の販売施策について説明した。「とうもろこし&こめ油 軽やかブレンド」については、「伸長しているこめ油をベースに、とうもろこし油の風味の良さをバランス良く配合した調合こめ油だ。味わい豊かな新たなブレンド油を提案し、食用油市場の活性化に寄与していく」と述べた。
磯田圭子開発センター家庭用グループリーダーはブレンド理由について、「こめ油のいいところを失わず、少し不満に感じる人もいる甘みをすっきり仕上げられる。とうもろし油の一番の良さである香ばしさが、加熱をした時に具材の香ばしさとしても感じられ、非常においしく食べられる」と説明した。

ブレンド比率はこめ油60%、とうもろこし油40%となる。新感覚の粉もん料理用ミックス「お好みーる」について湯澤部長は、「手間をかけずに自炊したいという、Z世代の社会人のニーズに応える電子レンジ調理に特化した新たなプレミックスだ。お好み焼き粉売場以外での展開や店頭でのクロス販売も積極的に提案していく」と述べた。「水だけでやわもちホットケーキの素」は、アレルギー対策に特化しつつ、同時においしさを実現したのが特徴だ」と話した。


堂本剛さんがプロデュースした90周年記念商品「俺が好きなうすーくてちーちゃいやつ。ホットケーキミックス」について、セールスプランニング部の中西隆将マーケティンググループリーダーは、「ホットケーキ好きということでずっと注目していた。90周年の企画に合わせて2年前からオファーし続け、夏に承諾してもらった」と振り返った。「堂本剛さんは小さいものを焼いて、食べている間に次のものを焼いて食べる焼き肉のような食べ方をしているということで、そういったコンセプトで開発した。ホットケーキパーティーができるように、短い時間で焼け、いろんな具材に合わせられるように、生地に塩味を加えている」と説明した。

〈大豆油糧日報 2026年2月16日付〉

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