世界最大級の展示会に出展、「液体塩こうじ」を世界の「SHIO KOJI」へ【ハナマルキ】

グランシェフの秋山隆作氏
グランシェフの秋山隆作氏

ハナマルキは3日~6日、米国カルフォルニア州アナハイムで開催された「Natural Products Expo West 2026」に出展し、海外市場向け「液体塩こうじ」のリブランディングと有機認証モデルを発表した。

健康・オーガニック関連で世界最大級の同展示会は、世界中から3,600社以上が出展し、全米のスーパーのバイヤーや各国の料理人など約9万人が来場する。日本の伝統的発酵素材である麹(KOJI)の価値と「液体塩こうじ」の利便性を、五感を通じて全世界に向けて発信した。

同社ブースは、知る・理解する・使いたくなる・信頼するという体験型構成を採用した。麹の基礎知識から現場での実例までを段階的に紹介する内容となった。焦げ付きやすさや計量・混合の難しさなど従来の粒状塩こうじが抱えていた課題に対し、同社独自の圧搾技術によって液体化した開発背景を解説した。

併せて世界5か国での製造特許取得実績を伝えることで、確かな技術力を強調した。調理オペレーションの効率化を重視するレストラン経営者や料理人からは、「KOJIは最近注目していた」、「液体なら自分たちのメニューにも自然に応用できそうだ」といった声が寄せられたという。

同社の「液体塩こうじ」は、米こうじ・塩・水のみを原料としている。シンプルさを追求することで、ヴィーガン・グルテンフリー・アレルゲンフリー、Non-GMO、ハラール、コーシャといった、「世界基準の厳しい認証と多様な食習慣への完全対応を実現している」(同社)。

欧米市場での本格的な小売展開を見据え、これらの認証についてもアピールした。併せて実際にプロの現場で使用している海外シェフの推薦コメントを展示することで、グローバル市場における信頼性や実績を紹介した。

ブース内では同社のグランシェフの秋山隆作氏による試食も実施した。「液体塩こうじ」で調理したサーモングリルやシュバイネハクセ、野菜グリルを用意し、軟化効果・うま味増強効果・臭み消しという3つのハイブリッド効果を提示した。

「見た目から最初はオイルのような調味料だと思われる方も多かったが、試食していただくと『うま味がすごい』という反応が多く聞かれた」(秋山氏)。

「液体塩こうじ」を使ったメニュー例
「液体塩こうじ」を使ったメニュー例

〈海外向け商品のラベルデザインを刷新、小容量タイプと有機認証モデルも展開〉

展示会ではラベルデザインを刷新した新ボトルを初公開した。米のシンボルマークで原料の米こうじをデザインし、欧米のトレンドに沿ったシンプかつミニマルなデザインに仕上げた。新たなコピーに含まれる「Cultured」という単語には、「発酵」に加えて、日本の「Culture(文化)」の意味も重ねている。

米国リテール市場への本格参入に向けて、家庭でも試しやすい210mlの小容量タイプもラインアップに加えた。210mlタイプでは有機認証モデルも投入し、世界最大級の有機食品市場を抱える米国でのニーズに応える。さらに、英語版のブランドサイトも刷新し、「液体塩こうじ」の基本情報から使い方まで幅広い情報を掲載し、海外での商品理解を促進していく。

海外向け商品のラベルデザインを刷新
海外向け商品のラベルデザインを刷新

〈大豆油糧日報 2026年3月9日付〉

■英語版ブランドサイト

媒体情報

大豆油糧日報

大豆と油脂・大豆加工食品の動向を伝える日刊専門紙

大豆油糧日報

大豆から作られる食用油や、豆腐、納豆、みそ、しょうゆを始めとした日本の伝統食品は、毎日の食卓に欠かせないものです。「大豆油糧日報」では、発刊からおよそ半世紀にわたり、国内外の原料大豆の需給動向、また大豆加工食品の最新情報を伝え続けております。昨今の大豆を巡る情勢は、世界的な人口増大と経済成長、バイオ燃料の需要増大により、大きな変化を続けております。一方で、大豆に関する健康機能の研究も進み、国際的な関心も集めています。そうした情勢変化を読み解く、業界にとっての道標となることを、「大豆油糧日報」は目指しています。

創刊:
昭和33年(1958年)1月
発行:
昭和33年(1958年)1月
体裁:
A4判 7~11ページ
主な読者:
大豆卸、商社、食用油メーカー、大豆加工メーカー(豆腐、納豆、みそ、しょうゆなど)、関係団体、行政機関など
発送:
東京、大阪の主要部は直配(当日朝配達)、その他地域は第3種郵便による配送 *希望によりFAX配信も行います(実費加算)
購読料:
3ヵ月=本体価格29,700円(税込)6ヵ月=本体価格59,044円(税込)1年=本体価格115,592円(税込)