ウェザーニュース監修「日東紅茶のごくごくアイスティー予報」を公開/三井農林

三井農林はウェザーニューズと協働し、「日東紅茶のごくごくアイスティー予報」を4月14日から特設サイトおよび公式SNSで公開している。水出しアイスティーを飲み始めるのに適した気温に達する地域を天気予報のように知らせる企画だ。全5回、更新する。

コミュニケーションテーマには「水出しアイスティー、はじめました。」を掲げる。4月以降、日最高気温が25度を3回上回った地域を「ごくごくアイスティー日和」と定義する。水出しアイスティーの飲み始めに適した気温となる地域が、南から北へ拡大していく様子を「開茶前線」と表現する。気温25度になると、アイスの飲み物の選択率が約80%になるという、2022年のウェザーニュ―スの調査結果をふまえて企画した。
これに併せ、全国のSMやGMSを中心に店頭POPを設置する。一部店舗では試飲を行う予定。5月24日、25日には東京・原宿で試飲イベントを実施する。これらに加えて、水出しアイスティー5種セットや3000円分のQUOカードが当たるキャンペーンも行う。
三井農林によると、同じ水出しジャンルの麦茶に比べ、紅茶の認知率や飲用経験率は6分の1程度にとどまる。「まだまだ伸びしろがあると考えている。水出し紅茶市場のシェア1位として、市場をけん引していきたい」(同社)。
今シーズンは新商品も拡充した。ノンカフェインの「アップルルイボスティー」や大容量の「アールグレイ20袋入り」を追加し、幅広いニーズに対応する。
PET飲料に比べてコストパフォーマンスに優れている点も訴求していく。500mlあたり30円以下で継続しやすい。全5フレーバーで選ぶ楽しさを提供する。
同シリーズの直近1年間(2024年4月~2025年3月)の出荷金額は前年比20%超と好調に推移した。「無糖紅茶市場が盛り上がりを見せるなか、今年は勝負の年として販促に力を入れる」(同社)。