ハナマルキ、音楽フェスに初出店 オリジナルみそ汁と塩こうじおにぎりをキッチンカーで提供

みそ汁と音楽の意外な出会い。ハナマルキは4月18~20日、静岡県賀茂郡東伊豆町の東伊豆クロスカントリーコースで開催された音楽フェスティバル「Rainbow Disco Club 2025」に、オリジナルブランド 「ハナマルキ醸造 麹 研究室(ハナマルケン)」として初出店した。

同イベント会場内のカフェエリアに、ハナマルケン・キッチンカーを配置し、「こだわりのみそ汁とおにぎり」(800円税込)を販売した。みそ汁には、非売品の「匠の手仕込みみそ」と「贅沢長期熟成みそ」をブレンドしたみそを使い、こだわり野菜に炙り豚バラを加えた。おにぎりの具材には、「液体塩こうじ」でうま味を引き出した焼き鯖を使用し、大葉と混ぜ合わせた。
ハナマルキの担当者は、「音楽フェスならではの開放的な雰囲気の中、みそ汁とおにぎりを求める、多くのお客さまで賑わった」とした。同社によると、特に夜間や早朝には温かいみそ汁と手軽なおにぎりが好評を博したという。来場者の3割以上を占めた外国人観光客の中には、初めてみそ汁を味わう人もいて、「日本の食文化に触れていただく機会となった」としている。
〈大豆油糧日報 5月19日付〉