ハナマルキ「液体塩こうじ」のアンバサダーにリュウジさんの続投決定、「売上前年比30%増に大きな影響」

ハナマルキは7月9日、「液体塩こうじ」シリーズの公式アンバサダーに料理研究家・リュウジさんを続投させることを都内で開いた新レシピ公開イベントで発表した。7月18日から、新レシピを特設ウェブページで順次公開していく。
また、10月にはリュウジさんの公式YouTubeチャンネル「料理研究家リュウジのバズレシピ」でタイアップ動画も公開を予定している。
冒頭あいさつした同社の平田伸行取締役マーケティング部長は、リュウジさんの続投を決断した理由について、「『液体塩こうじ』シリーズの売上げが前年比30%増となり、大きな影響を与えてくれた」。
「リュウジさんが凄いのは、『液体塩こうじ』をしっかりと理解してくれていること。特徴を理解してもらわないと、一般の人にフィットするようなレシピは提案できないと思う。『液体塩こうじ』自体がいろいろな料理に使える調味料なので、引き出しの多いリュウジさんのアイデアで、今年も面白いレシピを開発してくるのではないかと期待している」と述べた。

ハナマルキの塩こうじ事業は2012年からスタートし、2024年までの11年間で事業規模は3.6倍に成長している。「液体塩こうじ」シリーズの直近の業績では前年比30%増と好調をキープしている。
これに対して、平田マーケティング部長は、「『液体塩こうじ』を知らない人はまだまだ多い。それだけに、伸びしろは長く、事業規模をさらに大きくできる可能性をもっている」とし、発売後10年を超えても2ケタの伸びをキープする「液体塩こうじ」のポテンシャルの高さにさらなる期待を寄せる。
「海外では現在、30カ国で『液体塩こうじ』は採用されている。BtoBに力を入れ、食品加工メーカーや総菜メーカーなどに採用いただいている。ヘビーユーザーも増えており、着々と作用事例が積み重なっていくと、海外でも売上規模が拡大していくだろうと思うので非常に楽しみにしている」と述べた。
◆新レシピ「ねぎ塩レモンささみ」を披露、染み出た汁を使った麺メニュー絶賛

リュウジさんは「液体塩こうじ」に対するイメージについて、「風味があって、うま味が強いので、新しい味を作りやすい。料理研究家としては、新しい武器を手に入れたような感じ。『液体塩こうじ』を使うと、肉が柔らかくなる。ささみは火を通すとパサつくが、『液体塩こうじ』と調理することによって、柔らかくなり、『液体塩こうじ』でしか付かない風味とうま味が活きてくる」と評価した。
当日実演してみせた新レシピは「ねぎ塩レモンささみ」だ。「夏だから火を使いたくないというレシピの要望が多いので、今回はレンジを使って簡単にできるレシピを開発した。塩こうじは使うのにハードルが高いと思われがちだが、実はすごく時短できる調味料であることを、もっと多くの人に知らせたい」。
「ささみは価格も安定しておりヘルシーなので、毎日でも使いやすい。また、作り置きしておいて、冷蔵庫に入れておけるので、さっと出すことができる。また、このレシピから染み出る汁を使った麺メニューが絶品だ」と話した。
【大豆油糧日報 7月10日付】