ラーメン店の揚州商人、「麻辣麺」を期間限定で復刻
ホイッスル三好(東京都、三好一太朗社長)が運営する「中国ラーメン揚州商人」は、2025年に27,844食を売り上げた人気メニュー「麻辣麺」をリニューアルし、期間限定で復刻販売している。
中国ラーメン揚州商人は、東京、神奈川、埼玉、千葉に計38店舗を展開しているラーメン店だ。同店は酸辣湯麺がメインメニューとして人気を誇っており、注文のほぼ半分以上が酸辣湯麺だという。近年SNSなどで若年層や女性を中心に話題となった「マー活」ブームの中、揚州商人で販売された期間限定メニューの「麻辣麺」は2025年9月~11月の約2か月半で約2.8万食が販売された。期間限定メニューとしては異例の人気で、期間中は一番人気の酸辣湯麺の次によく注文された。
リニューアルされた麻辣麺は、前回と比べ旨みの部分で大幅にパワーアップしている。鶏肉を煮出したコラーゲン入りのスープは、辛味噌を麻辣醤へと刷新し、ゴマペーストを隠し味にした。具材の野菜もほとんどが変更され、6種140gとボリュームを増した。「野菜を増やしたのは、前回が女性からの注文が多かったという手応えがあったので、そちらに向けてさらに訴求を強める狙い。また、本場の麻辣湯の店は、その場で好きな具材で作ってくれるというカスタマイズ性を楽しめる反面、どうしても“煮込む”という工程が不足しているため、スープの旨みが物足りない部分がある。今回の麻辣麺はその旨みを楽しめるように作った」(同社担当)。
同店は注文する際に、麺を自社開発した「柳麺(細麺)」「揚州麺(中太麺)」「刀切麺(太麺)」「低糖質麺」の4種類から選べるが、麻辣麺はとろみをつけたスープに絡むため、一番太い平麺の「刀切麺」がおすすめだという。刀切麺は伸びづらく、10分経過しても同じ食感を楽しめるため、ゆっくり楽しむ辛いメニューに合う。前回のレシピより、さらに多くの人に楽しめるよう辛さをマイルドにした反面、「もっと刺激を」というファン向けに「麻辣麺 辛さ増し」というメニューも追加した。
同じく期間限定の「ジャージャー麺」は、辛いものが苦手な人向けのメニューだ。ひき肉がたっぷりの濃厚な肉味噌のあんかけ麺で、豆苗と白髪ねぎがアクセントになっている。麺はタレがよく絡む「柳麺」のみの提供となっている。
3月2日から復刻した「麻辣麺」と「ジャージャー麺」は6月末ごろまで期間限定で販売する予定だ。通常は5月ごろまでの期間を想定していたが、好評につき延長する。麻辣麺の目標販売数は3.5万食で、少しずつブラッシュアップを繰り返しながら、ゆくゆくは酸辣湯麺に次ぐ定番メニューのひとつにしていきたいと同社担当は語った。
〈米麦日報2026年4月20日付〉







