ポッカサッポロ、「差し入レモン」で血圧ケア習慣提案 世界高血圧デーに合わせ働く人へレモン水提供
ポッカサッポロフード&ビバレッジは5月15日、深川ギャザリアタワーS棟(東京都江東区)で、機能性表示食品「ポッカレモン100」を使ったレモン水の試飲イベントを開いた。5月17日の「世界高血圧デー」「高血圧の日」に合わせたもので、レモンの価値を届ける活動「差し入レモン」の一環。オフィスで働く人に、日常生活に無理なく取り入れられる「血圧ケア習慣」を提案した。
イベントでは、昼休みの時間帯に合わせてレモン水を提供した。あわせて、レモン水の作り方や、レモンを飲み物・料理に活用するレシピリーフレットも配布した。会場となった深川ギャザリアタワーS棟では約4000人が勤務している。11時30分から13時30分までの2時間で約500杯を試飲提供した。

「ポッカレモン100」は、2024年に瓶3品(120ml、300ml、450ml)を機能性表示食品としてバリューアップした。届出表示は「本品には、クエン酸が含まれ、高めの血圧(収縮期血圧)を下げる機能があります」。同社は、血圧ケア機能の認知拡大に向けた取り組みを進めている。
同社の肥後氏は、「働く人に無理なく習慣化できるものがレモンだと思っている。そこを体感してもらいたい」と説明した。忙しいビジネスパーソンは、自身の健康や血圧対策を後回しにしがちだとし、「昼休みのひとときに、手軽に習慣化できるレモン水を差し入れしたい。毎日の生活の中に無理なく取り入れられることが、血圧ケア習慣のきっかけになれば」と話した。
同社はレモン事業で、「レモンの力を通じて社会とつながり、Well-beingに貢献する最も身近なパートナーになる」ことを掲げている。

「差し入レモン」は、レモンの価値やブランド認知向上を目的に、同社が2022年ごろから進めている活動。2024年には「差し入レモン課」も立ち上げた。これまではパートナー企業などに商品を届ける活動が中心だったが、今回は深川ギャザリアの施設所有者であるフジクラの賛同を得て、営業部門が主体となり、オフィスで働く人に対面でレモン水を提供した。同社によると、こうしたパートナー企業との連携による対面型の「差し入レモン」は初めてという。
肥後氏は、「レモンは単に食品のおいしさだけでなく、誰かへの思いやりの気持ちを届けられる存在になるのではないかと考えている」と述べた。今回の取り組みについては、「パートナー企業と一緒に、レモンによるウェルビーイングへの思いを共有し、働く人の健やかな生活を後押ししたいという思いで実施した」と位置づけた。
「ポッカレモン100」は好調に推移している。同社によると、2025年度の「ポッカレモン100」ブランド売上金額は前年比117%となり、過去最高を更新した。直近の2026年1~4月累計でも、金額ベースで前年比109%となっている。
課題は、血圧ケア機能の認知拡大だ。「ポッカレモン100」自体の認知は80%あるが、血圧ケア機能の認知率は16.3%にとどまる。肥後氏は「2030年までに30%まで高めたい」とし、リアルな体験機会や広告、店頭訴求を通じて認知拡大を図る考えを示した。
利用シーンでは、料理にかけるだけでなく、飲用での活用も広がっている。肥後氏は、血圧ケアを目的に使用している人の調査について、「習慣化されているロイヤルユーザーでは、飲用の用途が一番大きい」と説明した。2024年に機能性表示食品として血圧ケアを打ち出して以来、特に50代、60代男性の利用が増えているという。

同社は今後、営業主導の「差し入レモン」活動を全国にも広げたい考えだ。肥後氏は、「水に入れる、野菜ジュースに入れる、唐揚げにかける、サラダにかけるなど、生活の中に取り入れやすい使い方がたくさんある」と話した。忙しい働く人でも続けやすい使い方として、飲用を含めた提案を広げていく考えだ。







