カスミ「BLΛNDE塩浜店」オープン 豊洲直送鮮魚・常陸牛・店内手作り総菜を強化

カスミ「BLΛNDE塩浜店」
カスミ「BLΛNDE塩浜店」

カスミは7月24日、「BLΛNDE(ブランデ)塩浜店」をオープンした。「ブランデ」業態では5店舗目。今回は、豊洲市場などから直送した鮮魚を対面で販売するほか、茨城のブランド牛「常陸牛」や、店内で調理した惣菜など、鮮度感にこだわった商品を多くそろえた。近隣に大型スーパーがある中、こだわった商品の提案で差別化を狙う。目標年商は30億円。

店舗は、マンションの1階部分にあり、東京メトロ東西線の木場駅から徒歩10分ほどに位置し、都営バスのバス停からも近い。周辺にはオフィスや工場などが混在している。1・5km圏内には6万5471世帯・12万8635人が住む。40~50代のファミリー層が多くなっている。競合店は「イトーヨーカドー」や、「成城石井」、「まいばすけっと」などがある。

新店舗「ブランデ塩浜店」は、イートインスペースの展開は抑えつつも、生鮮品や惣菜の品ぞろえを強めた。総商品数は1万567品目で、売上構成比の約55%(うち惣菜は約14%)を生鮮品で確保することを目指している。

「特大鮭ハラス焼弁当」「特大穴子天丼」(BLΛNDE塩浜店)
「特大鮭ハラス焼弁当」「特大穴子天丼」(BLΛNDE塩浜店)

鮮魚は、空輸や新幹線輸送によってその日にとれた鮮魚を売り場に並べている。さらに、近くにある豊洲市場から買い付けた魚も展開する。要望に合わせた加工も行うほか、生ネタにこだわったにぎり寿司も扱う。

精肉は茨城のブランド牛「常陸牛」に加え、下処理した臭みが少ない国産牛のホルモンなども販売する。

カスミ「BLΛNDE塩浜店」茨城のブランド牛「常陸牛」を販売
カスミ「BLΛNDE塩浜店」茨城のブランド牛「常陸牛」を販売

青果は、希少なフルーツや新鮮な野菜でつくる店内手づくりサラダも展開する。

惣菜や弁当は、ダシや旬を意識した商品に加え、「ロコモコBOWL」や、手づくりおにぎり、店内で焼き上げた炭火焼き鳥なども販売する。ベーカリーは、店内で焼き上げたピッツァやクロワッサンサンド、初導入となる店内で焼き上げるシュークリームなども展開する。

「ブランデ」は、新しいスーパーを目指して2022年に立ち上げた業態。ただ買い物する場ではなく、ワインバーやおでんバーを設けるなど、店舗ごとに異なる体験も提供し、買い物を楽しむ場として提案している。茨城県つくば市に1号店を開き、新店舗は5店舗目となる。

つくば市内の2店舗は黒字化を達成したものの、埼玉・三郷と東京・錦糸町の店舗は利用者からの支持がまだ足りていないため、生鮮品の強化を進めている。

7月24日に行われた内覧会で、折本文孝社長は「ブランデの元々のコンセプトに沿って鮮魚の対面販売などは力を注ぎたい。さらに、生鮮やデリカの品ぞろえをより強化し、鮮度の良いものや高品質なものを展開できれば」と語った。

媒体情報

食品産業新聞

時代をリードする食品の総合紙

食品産業新聞

食品・食料に関する事件、事故が発生するたびに、消費者の食品及び食品業界に対する安心・安全への関心が高っています。また、日本の人口減少が現実のものとなる一方、食品企業や食料制度のグローバル化は急ピッチで進んでいます。さらに環境問題は食料の生産、流通、加工、消費に密接に関連していくことでしょう。食品産業新聞ではこうした日々変化する食品業界の動きや、業界が直面する問題をタイムリーに取り上げ、詳細に報道するとともに、解説、提言を行っております。

創刊:
昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
体裁:
ブランケット版 8~16ページ
主な読者:
食品メーカー、食品卸、食品量販店(スーパー、コンビニエンスストアなど)、商社、外食、行政機関など
発送:
東京、大阪の主要部は直配(当日朝配達)、その他地域は第3種郵便による配送
購読料:
3ヵ月=税込15,811円、6ヵ月=税込30,305円、1年=税込57,974円