サッポロビール九州日田工場が製造再開 熊本酒造組合「大きな被害なし」、瑞鷹は製品や資材が一部損傷

28日に発生した令和8年熊本地震で、サントリー九州熊本工場(熊本県上益城郡嘉島町)は、操業を停止している。被害状況は建屋等に一部損傷が見られるが、詳細については確認中。工場見学は、場内の安全確認が必要なため休業としている。当該地域の社員の安否は、全員確認できている。

メルシャン八代工場(熊本県八代市三楽町)は、余震が続いているため、建物の被害状況や在庫の被害などはまだ確認できていない。今後、状況を見ながら確認を進める。工場の稼働は中止しているが、明日(30日)以降、様子を見ながら判断する。従業員は全員無事が確認できている。

サッポロビール九州日田工場(大分県日田市)は、建屋・設備への被害、また社員および協力会社への影響は確認されていない。製造については、29日午前中までは安全確認および操業条件の確認を行っており、製造待機していたが、午後から製造再開した。配送への影響は、出荷作業はできるものの、一部地域で物流への影響が発生している。

熊本酒造組合は29日15時段階では「現状を把握している限りは大きな被害はない」としている。瑞鷹(熊本市南区川尻)は、震度6強の強い揺れがあったが、幸い人的な被害はなかったという。しかし、製品・半製品・資材などの破損は発生しており、また社内各所の設備においても多少の被害が出ているとした。

加えて、路線便、宅配便などの物流事情が不透明なため、製品の出荷が遅れる可能性も見込まれること、社内インターネット回線が不通となっておりメールや受発注のレスポンスが行えない場合があるとした。

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