【令和8年熊本地震】畜産・食肉業界の状況(7月30日17時時点)

令和8年熊本地震による畜産・食肉業界の状況の続報。各社への確認が取れた範囲で、30日午後5時までの状況をまとめた。

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菊池市七城町の(株)熊本畜産流通センターによると、28日午後4時27分の地震発生時には市内は震度5強の大きな揺れに見舞われたものの、社員および施設に影響はなく、29日から通常通りの営業を行っている。一方、震度7の非常に大きな揺れがあった宇城市豊野町の(株)熊本中央食肉センターについては、30日午後5時現在、電話がつながるものの、依然として連絡が取れていない。県内の同業他社によると、被災して稼働しておらず、同社との連絡も取れていないという。

上益城郡御船町の千興ファームは、工場が稼働停止となっており、早急に復旧を目指しつつ、納品先に対しては在庫で対応しているという。隣接する牧場でも施設にダメージを受けているもよう。県内で馬のと畜ができる施設は同社と前述の熊本中央食肉センターの2カ所のみのため、馬肉の生産自体が止まっている状況だ。

一方、日本養豚事業協同組合によると、熊本県内の組合員の8割にはすでに連絡が取れ、そのうち震源地に近い2軒の農家で一部豚舎への被害が確認されている。また、八代市の飼料工場では加熱ラインの破損なども確認されているという。当面、飼料や精液の供給に影響が及ぶとみられ、精液については九州圏内の組合員に対して、供給会社が車で農家を回って届けるなどで対応しているという。まだ連絡が取れていない組合員もいるため、引続き情報収集に努めるとしている。

また、福留ハムによると、30日午後3時時点で、熊本工場(熊本県菊池市)に物的・人的被害はなく、操業を続けている。一方、道路状況の悪化に加え、停電などで営業できない取引先もあり、営業面で影響が出ているという。全国食肉事業協同組合連合会(全肉連)によると、熊本県食肉事業協同組合連合会とは30日午前10時時点で連絡が取れていないという。引続き情報収集に努めていくとしている。

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