7月7日は「カルピスの日」、全国1,000店舗で社員参加の店頭イベント実施/アサヒ飲料

米女社長が来店客にサンプリングをする様子
米女社長が来店客にサンプリングをする様子

アサヒ飲料は7月7日の「カルピスの日」に合わせ、過去最大級の規模となる約1,000店舗の全国量販店で店頭イベントを7月5~7日にかけて実施している。「カルピス」が1919年7月7日の七夕に発売されたことにちなむ施策だ。同社の米女太一社長も参加し、来店客とのふれあいながら商品を紹介した。

7月5日にイオンモール幕張新都心店(千葉市美浜区)で行ったイベントには、アサヒ飲料の米女太一社長が同社社員とともに店頭に立った。米女社長は次のように語る。「生活者に『カルピス』のおいしさを改めて感じてほしい。『カルピス』は甘酸っぱい誰にでも愛されるおいしさが一番のポイントなので、それを体験してもらいたい」。

また、新たな施策にも取り組む。米女社長は、「親子をはじめ、人と人との世代を超えた絆を感じてもらう施策も行う。今年は希釈タイプの『カルピス』(200mlPET)を全国約160万世帯にプレゼントする企画も実施している」と話した。

「カルピス」誕生日である七夕に向けて店頭を活性化、米女社長も店頭に立った
「カルピス」誕生日である七夕に向けて店頭を活性化、米女社長も店頭に立った

アサヒ飲料では、毎年7月初旬に社員が店頭に立って、来店客にサンプリングなどを行っている。今年は全国の量販店に約1,000人の社員が「カルピス」デザインの法被を羽織って活動したという。米女社長は、「例年より人が多く、子どもたちの笑顔が弾けているように見え、我々が『カルピス』ブランドでやろうとしていることが伝わっていると感じた」と語った。

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