アイスティーの需要活性化へ 紅茶の消費機会を増やす
日本紅茶協会は、6月10日「アイスティーの日」を起点に、アイスティーの需要活性化を促す。夏が長期化する中、アイス飲用の拡大により紅茶の消費機会を増やす狙いだ。同協会会長の藤井洋氏(三井農林社長)は、「6月は気温の上昇とともに冷たい飲み物への関心が高まる。日本における新しい風物詩として、アイスティーがより親しまれることを期待している」と語る。
同協会は昨年、6月10日を「アイスティーの日」に制定した。アメリカのナショナルアイスティーデーに由来している。「アメリカでは日常的にアイスティーが飲まれており、主食に合わせる、糖度を選んで飲むなど楽しみ方も多様だ」(専務理事の秋庭浩平氏)。
一方、日本では猛暑の影響で、これまで季節商品の位置づけだった水出し紅茶を通年で愛用する人が増えるなど、アイスティーの需要拡大が見込まれる。「第三次紅茶ブーム」の到来で、タピオカミルクティーを筆頭にカフェチェーン等で紅茶メニューが充実し、「若年層を中心に紅茶派が増えていることも追い風だ」(宣伝委員長の竹田一也氏、三井農林商品企画・マーケティング部部長)という。

こうした状況下、同協会では6月10日「アイスティーの日」に都内でセミナーを開き、おいしいアイスティーのいれ方を実演し、試飲会を開いた。英国式ゴールデンルールによるアイスティーのいれ方や、アイスティーとレモネードを1対1で混ぜた「アーノルド・パーマー」、セパレートドリンクの「アイスマンゴーティー」などのアレンジメニューを披露した。
「から揚げ」や「ラーメン」などスイーツ以外のメニューとのペアリング提案も実施した。紅茶の「乳化」特性に基づき、脂肪分の多い料理にあわせてアイスティーを飲むと、口当たりがすっきりと感じられると紹介した。
アイスティーの需要喚起策として、同協会では7月2日・3日にアイスティーの無料試飲イベントを東京・有楽町の東京交通会館前で実施する。また、「アマンド六本木店」ではオリジナル「アーノルド・パーマー」の提供、「TULLY′s COFEE &TEA」ではアイスティーのアレンジメニューをそれぞれ提供する。








