ハウス食品グループが横浜国大で「キーマカレー料理教室」開催、自立後の食生活を支援
ハウス食品グループ本社は8月3日、横浜国立大の在学生を対象に「キーマカレー料理教室」を開いた。大学生を対象に料理教室を行うのは同志社大に続き2回目となる。学生時代に調理スキルを身につけてもらい、その後の健康的な食習慣づくりを後押しすることが目的だ。
今回の料理教室ではハウス食品グループ本社のスパイスマスターらが講師を務め、調理習慣がほとんどない学生でも手軽に調理できるキーマカレーの作り方を紹介し、実際に調理を行った。神奈川県産の大根やタマネギ、ニンジンをはじめ、冷凍のブロッコリー、ホウレンソウなど、7種の野菜を使用。学生たちは炊飯の仕方から食材の切り方、炒める、煮込むといった調理の基本を学んだ。

キーマカレーは、フライパンを使って短時間で調理でき、さまざまな野菜を取り入れやすい。今回の献立では、1人当たり約150g~200g分の野菜を選び、ひき肉100gをあわせてバランスよく仕上げた。「カレーは1食で野菜をたくさん取れる料理だと知ってもらいたい。調理する楽しさや誰かと一緒に食べる良さを感じていただくきっかけになれば嬉しい」(同社)。

農林水産省が2026年6月に公表した第5次食育推進基本計画では、「大人の食育」が重点事項に位置付けられた。学校卒業後は食について学ぶ機会が少なくなる一方、若い世代では朝食の欠食や栄養バランスの乱れなどが課題となっている。
また、厚生労働省の「令和5年国民健康・栄養調査」によると、20代の1日当たりの平均野菜摂取量は男性230.9g、女性211.8gで、国が掲げる目標量350gを約4割下回る。今回の料理教室はこのような状況をうけ、実施したもの。
ハウス食品グループは1980年頃から食育活動に取り組み、現在は乳幼児から高齢者まで、ライフステージに応じた20種類以上のプログラムを展開している。1996年に始めた幼児向け「はじめてクッキング」教室は26年に30周年を迎え、25年12月までに延べ約1135万人が参加した。今後も幅広い世代に食の知識や調理を学ぶ機会を提供していくという。







