熊本地震、病院・福祉施設への食品供給に影響、通常の調理が行えず備蓄食による代替対応も
熊本県で7月28日に発生した最大震度7の大型地震は、病院や福祉施設への食品供給に大きな影響を及ぼしている。
業務用卸のハウディ(熊本市)では、学校は夏休みのため給食の提供はなく、中食、外食関係は休業のところが多いため、病院・福祉施設関に可能な範囲で優先的な配送を行っている状況だ。
道路状況や運送会社の荷受け停止などで予定した日に商品が届かず、お盆付近までは遅延した分が一気に届いて着荷作業にかなり時間がかかることが見込まれるという。
医療・介護福祉施設向け給食会社である日清医療食品においては、水道管の破損、調理機器の倒壊、配膳車の転倒、水道水の濁りなどの影響により、通常の食事提供業務が困難となっている契約先事業所が8件あり、中には、インフラ供給停止などの影響から通常の調理が行えず、備蓄食による代替対応を実施している。
同社では、今回の地震発生に伴い、緊急対策委員会を設置。
「被災状況の確認および事業継続に向けた対応を迅速に進めつつ、被災により調理が困難となり、備蓄食等での対応を余儀なくされている契約先事業所の早期正常化を目指し、全社を挙げて復旧に向けた取組を進めていく」としている。







