シマダヤ、業務用冷凍「『真打』つけ汁専用武蔵野うどん」など発売、郷土料理としての提案も可能に/2023年3月業務用新商品

シマダヤ「『真打』つけ汁専用武蔵野うどん(北関東産小麦使用)250〈ミニダブル〉」
シマダヤ「『真打』つけ汁専用武蔵野うどん(北関東産小麦使用)250〈ミニダブル〉」

シマダヤは業務用冷凍麺の新商品として、3月15日に「『α麺』国産そば使用冷凍乱切りそば200」を、3月22日に「『真打』つけ汁専用武蔵野うどん(北関東産小麦使用)250〈ミニダブル〉」を発売する。

郷土料理としても提案できる商品の投入や、付加価値化が進行する惣菜市場に対応した商品で、更なる拡大を図る。

シマダヤの家庭用冷凍麺の戦略は「プレミアム冷凍麺市場の創造」を目指す。シマダヤの技術力や開発力を活かした高付加価値うどんやそばのパッケージを一新する。

今回は「冷凍「手延べ勝り」うどん 3食」と、「冷凍 北海道産そば使用 石臼挽きそば 3食〈ミニダブル〉」をリニューアルし、プレミアム冷凍麺としてセットで訴求する。多様化するニーズに対して、プレミアム冷凍麺での市場開拓を提案する。

業務用冷凍麺では、メニュー訴求型商品による価値提案を行う。西東京や埼玉で良く食されているつけうどんに着目し、それに合った商品として「『真打』つけ汁専用武蔵野うどん(北関東産小麦使用)250〈ミニダブル〉」を新たに発売する。

今では当たり前に食べられている、ぶっかけうどんや、ざるうどんは関東圏では珍しい食べ方だったが、さまざまな提案により、今では当たり前の食べ方の一つとなっている。つけうどんも全国的にまだ馴染みは薄いが、今後のトレンドを見すえた提案として訴求する。

また、既存品の「『真打』つけ麺専用極太中華麺(全粒粉入り)270〈ミニダブル〉」は、全粒粉を新たに配合して品質を高めた。この2品を通じて、“つけて食べる”をコンセプトに提案し、メニュー価値向上への貢献を図る。

また、「健美麺」ブランドの品質強化として、「食塩ゼロうどん」と「糖質30%カットうどん」の改良で品質価値を高めて、既存の取り扱い業態の拡大を目指す。

「α麺」ブランドでは、新商品「『α麺』国産そば使用冷凍乱切りそば200」を追加する。国産小麦粉の使用で品質を高め、付加価値化が進行する惣菜市場に対応。また、既存品4品の賞味期限を3カ月延長し、ロス削減に取り組む。冷凍の新商品・リニューアル品は次の通り。

【業務用・新商品】

▽「真打」つけ汁専用武蔵野うどん(北関東産小麦使用)250〈ミニダブル〉
3月22日発売。「もみ打ち」製法でつゆのりが良い。武蔵野うどんの特徴である小麦の風味と色調、硬さのある、つけ汁専用の冷凍うどん。

▽「α麺」国産そば使用冷凍乱切りそば200
3月15日発売。国産そば(常陸秋そば)を使用した。時間経過後もそばの甘みがある、なめらかで歯切れの良い黒めのそば。3種の乱切り刃を使用し、ほぐれや使用独自の技術で仕上げた。

【業務用・リニューアル品】

▽「真打」つけ麺専用極太中華麺(全粒粉入り)270〈ミニダブル〉
3月1日発売。全粒粉を新たに使用した。めんの外観とハリのある食感を強化した。

▽「健美麺」食塩ゼロうどん 250〈ミニダブル〉
3月1日発売。国産小麦粉の配合を見直しより弾力と粘りのある食感に改良。

▽「健美麺」糖質30%カットうどん 200
3月1日発売。独自製法で、よりうどんらしい弾力の食感に改良した。

▽「α麺」冷凍讃岐うどん 250
▽「α麺」冷凍日本そば 200
▽「α麺」冷凍中華めん 200
▽「α麺」冷凍そうめん 230
4品とも3月1日発売。賞味期限を3カ月間延長した。

【市販用(すべてリニューアル)】

▽冷凍「手延べ勝り」うどん 3食
3月1日発売。希望小売価格は710円。職人が作る手延べ製法を機械で再現した。塾生の工程を3段階に分けて生地をしっかり寝かせることで、強いコシやつやなどの特徴を持つうどんに仕上げた。

▽冷凍 北海道産そば使用 石臼挽きそば3食〈ミニダブル〉
4月上旬発売予定。希望小売価格は715円。北海道産そばを100%使用し、製粉時には熱がかかりにくく、ダメージの少ない石臼挽き製法を採用した。そば本リアの風味と香り豊かな麺に仕上げた。

〈冷食日報2023年2月10日付〉

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昭和47年(1972年)5月
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