モスフード、冷凍ライスバーガー『炭焼き 国産鰻重バーガー』限定発売 ミシュラン三ツ星「日本料理 かんだ」監修

冷凍のライスバーガー『炭焼き 国産鰻重バーガー』
冷凍のライスバーガー『炭焼き 国産鰻重バーガー』

モスフードサービスは11月14日、冷凍のライスバーガー『炭焼き 国産鰻重バーガー』(2個入、税込6,000円。送料別)を1,000セット限定で発売した。

19年連続でミシュラン三ツ星を獲得した「日本料理 かんだ」が監修した商品で、2個で1尾分の国産ウナギを使用した、同社の中では最も高価な商品で、ギフトや自身へのご褒美に最適な商品として提案する。販売は公式ECサイトのみ。

『炭焼き 国産鰻重バーガー』は、「日本料理 かんだ」のウナギの味を、モスバーガー流に再現した商品だ。うな重をモチーフにしており、国産のウナギ2切れをライスプレートで挟み、1つずつ笹の葉で包んでいる。

商品本部商品開発第二グループの大久保歌寿グループリーダーは「『日本料理 かんだ』の神田裕行オーナーシェフは、当社の商品開発の相談に乗っていただいている。今回の商品も相談に行った際、『ウナギを使った商品はどうか』というお話を頂いて開発に着手した」と話す。

使用しているウナギは一般で流通しているものよりも一回り大きいもので、協力工場にて一尾ずつ職人の技を取り入れて炭火で手焼きし、柔らかく香り豊かに仕上げている。

バンズにあたるライスプレートは国産米を使用した。ウナギの味わいをより感じられるよう、この商品専用に厚みを若干薄くし、ウナギをより楽しめるようにしている。蒲焼きは2枚重ねにして、うな重をバーガーのように食べられるように仕上げた。別添で後がけ用のタレをつけており、好みの濃さに味を調整できる。

開発担当は「厚焼き玉子などを組み合わせることも考えたが、ウナギの存在感を最大限に発揮できるよう、一見シンプルだが、ボリューム感のある商品に仕上げた」と話す。

今回は同社のECサイト限定での取り扱いだが、販売の動向を見て、再販などの今後の対応を決めるという。

実店舗での展開については「調理の面などから、今回は見送った」(大久保氏)という。

商品について、大久保氏は「当社の中では“超”のつくプレミアムラインの商品。他の商品よりも高価だが、価格の価値を感じていただける商品に仕上がった」と自信を見せる。

今後の展開については「季節や時期によって最適な食材などは変化する。プレミアムにごだわることなく、タイミングを見て、新しい商品の投入などを検討したい」と語った。

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昭和47年(1972年)5月
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