【11月のSNSシェア率】ネット上の「知ってもらいたい」日本酒情報を分析 飲み放題の新規開業多数で注目、ブランド力で「エヴァ&獺祭」が人気№1

ネット上に溢れる日本酒に関する記事を、一般の消費者がどう見ているのかを探る目的で、7月から始めた定点観測。ツイートや「いいね」という満足度を計測、分析することで、いま日本酒の何が興味を持たれているかを探る試みだ。

11月は人気の記事トップ10(右表)を紹介し、消費者の関心をみてみると、日本酒飲み放題の料飲店の情報が4つも入っており、新規開業の情報も多く、日本酒業界、外食における一つのトレンドを成しているとの見方もできる。

トップ10をみると、1位のエヴァ&獺祭の記事は、これまで計測してきた記事の中でも群を抜くスコア(SNSシェアスコアは6,411)で、ブランドが確立されている商品、作品の情報は拡散性が極めて高いといえる。

飲み放題など、新規の料飲店関連の記事が過半を占め、イベントが2つ。6位の「佐賀の日本酒が世界一になれた理由」が、鍋島の国際鑑評会での受賞などを機に他の蔵も盛り上がっていったなどの解説記事で、唯一記事といえるもので、他は告知がメインの情報も特徴といえようか。