朝日酒造「久保田」、日本橋三越でイベント「OSUYA SAKEラウンジby久保田」 、オークスハートのデザートビネガー「OSUYA」とコラボ

「OSUYA SAKEラウンジby久保田」メニュー例
「OSUYA SAKEラウンジby久保田」メニュー例

朝日酒造(新潟県長岡市)は10月12日から16日まで、東京都中央区の日本橋三越本店本館地下1階のパーソナルショッピングデスクで「OSUYA SAKEラウンジby久保田」をオープンしている。

「OSUYA SAKEラウンジby久保田」は、オークスハートのデザートビネガー「OSUYA」と、朝日酒造の「久保田」がコラボレーションしたビネガーカクテルが楽しめるポップアップストア。

今回、“酢の魅力を紹介し、暮らしに貢献する”を理念に、日本で初めて飲む酢であるデザートビネガーを考案した酢の新しい世界を提案する「OSUYA」と、日本酒の新しい美味しさを追求したいと考える日本酒「久保田」が共鳴し、コラボレーションが実現した。

メニューは、
◆「久保田 碧寿」に「飲む酢・デザートビネガー・巨峰」とミルクを使った「碧寿スノーグレープ」
◆「久保田 ゆずリキュール」に「飲む酢・デザートビネガー・カナダ産百花蜂蜜」を加えたホットカクテルの「ホットゆずハニー」
◆好みの「久保田」(“萬寿”“純米大吟醸”“千寿 純米大吟醸”)と「OSUYA」のデザートビネガー(王林、マスカット・オブ・アレキサンドリア、橙)と「飲む酢・アロマビネガー・ジュニパーベリー」の中から組み合わせを自由に選んで作る「デザートビネガーSAKEカクテル“オンザロックスタイル”」
―――の3種類を用意。

また、自宅でも楽しめるようにカクテルのレシピカードも用意している。さらに、10月15日には、ビネガーカクテルを楽しみながら日本酒や酢について学べるミニセミナーも開催する。

今回の取組について、朝日酒造マーケティング部の小林幸枝氏は「調味料とお酒のマッチングを試す中で、ある女性から“酢と日本酒がマッチするのではないか”という声が上がった。そこでカクテルの制作を計画がスタート。当初はスタンダードな米酢などとの展開を考えていたが、たまたま“OSUYA”に出会い、取り扱っている三越のバイヤーにオークスハートの担当者をつないでもらって今回の企画が実現した」と説明。

オークスハートの髙橋修太郎店舗営業課長は「これまでビールにデザートビネガーを入れる提案はしてきたが、日本酒とのコラボレーションは未知の領域。当社の商品は20~40代の女性に強く支持されている商品だが、今回の取組をきっかけに男性にも知ってもらえればと考えている」とするほか、「“久保田”という、日本酒のなかでも強いブランド力を持つ商品をコラボできるのは非常に嬉しい」と話した。

メニューを選定する段階では10種類程度のデザートビネガーと「久保田」の組み合わせを試したという。小林氏は「試作のために送っていただいたものはどれもおいしく、選定は非常に迷ったが、議論を重ねて今回の3種類となった」と話したほか、「どれもデザートビネガーのフレッシュな果実感と、日本酒特有のうまみが上手にミックスしたドリンクに仕上がった。日本酒を飲んだことのない方にとっては“入口”として、日本酒をよく飲まれる方には、新たな世界をこの場で体験してもらいたい」と話した。

〈酒類飲料日報2022年10月14日付〉

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