宝酒造 RTDの純アルコール量表示2023年内に実施、2025年度までに消費者向け全商品で「適量飲酒の啓発表示」行う

宝酒造は1月31日、適正飲酒啓発の取り組みについて「商品への“適量飲酒の啓発表示”を実施するほか、「純アルコール量(g)」のRTD商品への表示の前倒しなどを発表した。

※RTD=Ready To Drink、チューハイ・サワー等のふたを開けてすぐ飲める低アルコール飲料。

酒類事業者で定める「酒類の広告・宣伝及び酒類容器の表示に関する自主基準」において、内容量2L超の商品に「適量飲酒の啓発表示」を行うことが規定されている。宝酒造は独自の施策として、 2L超の商品だけでなく、国内で販売するすべての消費者向け商品(酒類調味料除く)に「適量飲酒の啓発表示」を行うことを目標に掲げており、2025年度までに表示を完了する。

表示する文言は「お酒は楽しく適量を。」とし、適量飲酒の啓発を図るとともに、お酒を飲む楽しさを訴求していく。また、RTD商品については、予定を前倒し2023年度中の完了を目指す。

また、こういった取り組みの他にも、お酒を楽しむためのヒントなどを全20話にまとめた「お酒おつきあい読本」を宝酒造ウェブサイトで公開している。

「ご覧になった方がお酒に対する正しい知識を深め、お酒と上手にお付き合いいただけるよう、これからも内容の充実を図っていく」(宝酒造)。

◆宝酒造「適正飲酒の取り組み」お酒おつきあい読本

〈酒類飲料日報2023年2月1日付〉

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