ヤッホーブルーイング、ビールだけ飲むと倒れる「ふらつくビアグラス」販売 適正飲酒を啓発、ビアレストランにも展開
クラフトビールの製造・販売を手がけるヤッホーブルーイングは、“ビールだけ飲むと倒れる”グラス「ふらつくビアグラス by よなよなエール」を開発し、8月5日から公式通販サイト「よなよなの里」で予約販売を開始した。
ビールの飲酒量が増える夏に向けた、適正飲酒の啓発活動の一環で展開するもの。ビールだけを飲むとバランスが崩れて倒れるU字型のビアグラスで、“お酒の場では水を飲む”という飲み方を提案する。価格は税込13,750円(送料別)。
予約販売に合わせて同日から、公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS 新虎通り店」をはじめ、全国のビアバー・レストラン約30店舗に同グラスを設置する。また、8月中旬ごろからは、中部国際空港JALサクララウンジで利用者向けに、期間限定で提供する予定としている。
〈飲酒時の水分補給、7割超が不足と認識〉
アルコールは抗利尿ホルモン(バソプレシン)の分泌・作用に影響し、飲酒により脱水傾向になりやすいとされている。また、脱水で口渇感が生じやすくなり、飲むペースがさらに上がる傾向にある。
一方で、同社が実施した「飲酒に関する実態調査」では、お酒の場での水分補給は、個人の心がけだけでは解決が難しいことが明らかになったという(調査対象:20歳~59歳の飲酒習慣のある日本人636人)。
75.6%の人がアルコールによって脱水傾向になりやすいという事実を認識しながら、75.0%の人がお酒の場で「十分な水分がとれていない」と回答。その理由として、「お酒が進んでくると水を飲む意識がなくなる」が上位に挙がった。また、「酔うと追加で用意するのが面倒」「注文するのが申し訳ない」といった声も多数寄せられた。
肝臓専門医の尾形哲氏によると、アルコールとともに水を飲むことで、飲みすぎを起こしにくい飲み方ができるという。水を飲んでも、アルコールそのものの毒性(酩酊・事故リスク・ブラックアウト・長期の健康リスク)は相殺されないが、飲酒ペースを落としやすくして、尿で失われる水分を補える。結果として血中アルコール濃度の急上昇の抑制につながるとしている。
〈ビールと水を交互に飲む仕組みに〉
そうした背景から、“強制的に水を飲ませる構造”の「ふらつくビアグラス」を開発した。ビールと水をそれぞれ左右に入れられるU字型のグラスで、ビールと水を同程度飲まないと倒れる仕様にしている。片側のビールだけが減るとグラスのバランスが崩れ、倒れやすくなる。ビールと水は、中央のくびれ部分までそれぞれ約270ml注ぐことができる。
グラス開発にあたっては、7回の試作を重ねた。当初想定していたストレートなU字型では、飲む際に反対側の液体がこぼれるとわかり、中央にくびれを設け、外側に飲み口を開く形とした。底面は、角に丸みを持たせながら中央を平らにし、液体を入れた状態で自立しやすい仕様にした。
公式通販サイト「よなよなの里」では、8月5日午前9時から予約販売を開始。商品は、9月中旬から順次発送する。購入には「よなよなの里」の会員登録が必要となる。
なお、公式ビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS 新虎通り店」では、「ふらつくビアグラス&よなよなエール(350ml缶)セット」を税込880円で提供する。
【販売概要】
予約販売開始日: 2026年8月5日午前9時
価格: 税込13,750円(送料別)
販売場所: ヤッホーブルーイング公式通販サイト「よなよなの里」
発送予定: 2026年9月中旬から順次







