ウェルファムフーズが岩下食品、やきとり本舗「ハマケイ」と共同開発、「森林どり」と「岩下の新生姜」を使用した限定メニュー4品を発売

ウェルファムフーズ「森林どり」「岩下の新生姜」を使用した限定メニュー
ウェルファムフーズ「森林どり」「岩下の新生姜」を使用した限定メニュー

(株)ウェルファムフーズ(東京都千代田区、野村和伸代表取締役社長)はこのほど、岩下食品(株)(栃木県栃木市、岩下和了代表取締役)、やきとり本舗「ハマケイ」を運営する(株)ハマケイ(神奈川県横浜市、田中章夫代表取締役)とコラボし、「森林どり」と「岩下の新生姜」を使用した限定メニュー4品を共同開発した。同メニューは3月15日から4月15日までの期間、やきとり本舗「ハマケイ」全26店舗で販売する。

限定メニューは、▽森林どりもも新生姜串・税込み168円/本▽森林どりふんわり饅頭・同134円/個▽森林どりもも出汁唐揚・同286円/100g▽森林どり棒つくね串・同134円/本――の4品(※「森林どりもも新生姜串」と「森林どり棒つくね串」は店舗ごとに販売期間が異なる)。

長年にわたり鶏肉料理を開発してきたハマケイの商品開発力と、うまみが強くジューシーさが特長の「森林どり」、そしてやさしい辛みとシャキシャキッとした食感、さっぱりとした味わいの「岩下の新生姜」だからこそ実現した限定メニューとなっている。

「森林どり」はウェルファムフーズが飼育から製造加工まで一元管理する国産鶏肉。宮城、岡山、宮崎の3つの産地で育てられ、宮城事業所(宮城県石巻市)、岡山事業所(岡山県新見市)、霧島事業所(鹿児島県霧島市)の3拠点を通じて1羽、1羽丁寧に製造・加工されている。その最大の特長は、常緑広葉樹の樹皮から加工・抽出した「樹皮炭」と「木酢液」を混合した「森林のエキス」を飼料に配合していること。これにより、鶏の腸内環境を改善し健康体質となることで、ジューシーでうまみが強く、くさみの少ないおいしい鶏肉になるという。

14日には試食会が開かれ、ハマケイ商品部の渡辺勝利次長が、「これから花見や歓送迎会といった春の行楽シーズンとなり、やきとりの需要期に入ってくる。こうしたなか、今回、ウェルファムフーズとコラボし新商品を開発することになった。春の花見といえばピンク色、そしてピンク色といえば『岩下の新生姜』ということで、3社の共同開発が実現した」と説明した。

さらに、商品部の大嶌健之係長はそれぞれのメニューについて説明したうえで、「こうして他の企業とコラボするのは初の試みとなる。(開発にあたり)生姜は熱に弱く、熱を入れすぎると風味や辛み、色味が損なわれてしまうといった課題に加え、逆に生姜を入れすぎてしまうと森林どりのうまみが謳えなくなってしまう、という課題があった。そうしたなかで、ウェルファムフーズや岩下食品から助言をいただき、開発にこぎ着けることができた」と商品化の経緯を話した。

〈畜産日報2024年3月15日付〉

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