世界の約8割のアーモンドを産出する米国カリフォルニア州で、100年以上に渡りアーモンドの栽培から製品開発までを行っているブルーダイヤモンド・グロワーズは、21日に都内で新製品・新事業戦略の発表会を開催した。アーモンドは、間食で楽しめるスナック・アーモンドや、乳代替として浸透を続けるアーモンドミルクなど、様々な製品が注目を集めている。

ブルーダイヤモンド・グロワーズ社バイスプレジデントのデール・ティップルマネージングディレクターは、「われわれは100カ国以上で展開し、各国で成長を遂げている。それは、朝食・昼食・夕食に次ぐ、“4番目の食事”として“ヘルシー&スマート スナッキング”を提唱してスナック・アーモンドを展開していることと、乳代替として欧米でアーモンドミルクが根付いてきたためだ。日本でも市場は伸びており、これからもアーモンドのおいしさと価値を伝えることに取り組みたい」と話した。

また、このほど日本国内におけるアーモンド飲料「アーモンド・ブリーズ」の製造・販売に関するライセンス契約を締結したポッカサッポロフード&ビバレッジは、今春の商品ラインアップを発表した。世界でも人気の高い定番フレーバーの「アーモンド・ブリーズ 砂糖不使用」と「同 オリジナル」(各1L紙/200ml紙)、「同 コーヒーテイスト」、「同 チョコレートテイスト」(各200ml紙)に加え、新商品では20~40代女性を中心としたユーザーのトライアルを図るため、美容や健康イメージのある「同 アーモンド&ココナッツ」と「同 アーモンドヘーゼルナッツ」(同)を3月5日から発売する。
「アーモンド・ブリーズ」商品ラインアップ

「アーモンド・ブリーズ」商品ラインアップ

同社執行役員の大槻洋揮大豆・チルド事業本部長は、「今回のライセンス契約については非常にワクワクしている。アーモンドミルク市場は豆乳よりも伸び率が高い。まずは、アーモンドや木に実るナッツが持つ自然の恵みをできるだけ素材のおいしさを活かして提案していく。また、パーソナルだけでなく、汎用性とともに提案していく方針だ。豆乳製品の延長線上での取り組みではなく、アーモンド・ブリーズの世界観を大切に活動していきたい。商品は、アーモンドの素材感を訴求する新パッケージに変更し、中味はコクを増している」と話した。

同社はレモン、プルーン、アサイー、豆乳、豆乳ヨーグルトなど、植物性由来の各種商品を通じて、女性を中心に生活者のイキイキとしたライフスタイル提案を続けている。

アーモンドミルク市場は約60億円とみられるが、「アーモンド・ブリーズ」はそのうち約15%のシェアを占める。大槻執行役員は、「2020年までに3割のシェアを目指す」とした。

なお、スナック・アーモンドは伊藤忠商事が展開し、従来品4品に加え、新商品として「わさび醤油味アーモンド」と「ハニーシナモン味ローストアーモンド」を発売する。

〈酒類飲料日報 2018年2月22日付より〉

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