三井農林はこのほど、2018年春夏新商品を発売した。ロングセラーの「日東紅茶 水出しティーバッグ」シリーズの大幅刷新やインスタントティーにおける限定フレーバーの投入などにより、夏場の飲用を喚起する。

今季の目玉は、発売26年目を迎える春夏期間限定品「日東紅茶 水出しティーバッグ」シリーズだ。「この時期限定品として根強い人気があるが、世帯構成やライフスタイルの変化に伴い、発売当初から消費者ニーズが大きく変わってきた」(同社)とし、今回、大幅リニューアルを行った。

独自調査を通して、利便性や鮮度感に不満を持つユーザーが多いことが分かり、従来の箱型からチャック付きアルミ製スタンドパウチへとパッケージを変更。また、ユーザーの3割近くがマイボトルを利用していることを踏まえ、1ℓから500mlへと抽出設計を変更した。

フレーバーも刷新。従来の紅茶3種から、売れ筋の「アールグレイ」に、新味の「ルイボスティー」「ピーチティー&ローズヒップ」を加えた新たな3種ラインアップを展開する。併せて、パッケージ表面にはそれぞれ「紅茶ポリフェノール」「カフェインゼロ」「ビューティハーブ」を、裏面には3品共通で「気流式殺菌」の表記を入れ、健康価値と安全性を訴求していく。「これまでのように紅茶好きな人に特化するのではなく、トレンドの香りを取り入れることですそ野を広げたい」(同社)。各12袋入り、320円。

また、同シリーズ拡張品として、「アールグレイ」と「ルイボスティー」に、「ジャスミンティー」を加えた3種で、日東紅茶初の家庭用リキッドタイプを発売する。常温保存可能で、酒の割材等にも利用できる。一部店舗ではティーバッグと共に露出を図り、シリーズで視認性を高めていく。

このほかインスタントでは、冷水で溶かして飲むことができ、手軽に栄養素を摂取できる限定品を複数投入する。新フレーバーの「日東紅茶 マンゴー&ローズヒップ8本入り」や「同 塩キャラメルミルクティー8本入り」をはじめ、マスカットにグレープフルーツ、キウイの粉末果汁を組み合わせた「ホワイトサングリア」などを提案。定番の「塩とライチ10本入り」(各350円)や「七穀麹入りの甘酒8本入り」(360円)とともに店頭を盛り上げる。

ほかに、中国茶の新シリーズ「遊香茶館」を立ち上げ、「同 白桃烏龍」「同 マスカテルジャスミン」「同 チャイプアール」を発売。高品質ラインの「オーリエンス」からは、新フレーバーの「ミスティ・キャッスル」を投入する。

〈食品産業新聞 2018年3月22日付より〉

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