サントリー食品インターナショナルは、10年間で約8倍の伸長率を誇る無糖炭酸水市場に、大型新商品「THE STRONG 天然水スパークリング」(510mlPET/100円、1050mlPET/160円、税別)を6月29日から発売した。

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炭酸水市場は、健康志向、ストレス発散、ソーダ割り浸透で長期的な伸長が期待できるカテゴリーである。サントリー食品の新商品は、強炭酸にこだわり、極限まで刺激を突き詰める設計にしたことが特徴だ。

サントリー食品インターナショナルは、これまでも「天然水スパークリング」を展開してきたが、「サントリー天然水」のイメージが雪解け水のような澄みきったおいしさのため、安心・安全、やさしいイメージが強く、強炭酸感が伝わり切らないことが課題だったという。

ブランド開発事業部の平岡雅文さんは、「コロナ禍をきっかけにまん延する、閉塞感やストレスに対し、出来る限り早く新商品を開発し発散の一助となりたいと考えました」と、このタイミングでの発売のねらいについて語った。
サントリー食品インターナショナル 平岡さん

サントリー食品インターナショナル 平岡さん

 
サントリー食品によれば、ヘビーユーザーにとっては、炭酸水は飲むだけでなくツール的な存在であり、強い刺激でリフレッシュできる切替ツールにもなっているとする。そこで、同社は五感に着目し、天然水ブランド最高レベルのガス圧にするなどこだわり抜いた中味とともに、ボトルデザインの革新によって新しい強炭酸水の提案を行っている。
 
今回のデザインは、人が持つ「五感」を通して「刺激」を伝えることがテーマのため、特にボトル形状のデザインが重要だったという。ボトル全体で氷の山をイメージさせるため、一般的な形状と異なる“バキバキ”の凹凸が施されたデザインを採用したことが特徴だ。この形状の実現には、炭酸の「内圧」に耐えられるように、包材部と連携して普段の5倍以上の試作を重ねたという。さらに、出来上がったバキバキ感を体感してもらうため、人の持ち手の中心になる重心にバキバキ形状を持ってきたこともこだわったポイントとする。
 
サントリーコミュニケーションズ社デザイン部の大住裕一さんは、新デザインについて次のように話した。「炭酸水は飲んでいる最中に息をしていない。そのため、飲み終えて息つぎをする時にものすごく達成感があるのではないかと思った。強炭酸水を選ぶ生活者は、強いものを飲んでいるという満足感を求めているのではないかと考えたため、中味だけではなくデザインにおいても、刺激を徹底的に追求しました」。
 
飲んで感じる炭酸の刺激だけではなく、視覚・触覚・聴覚も含め、五感で刺激を感じてもらう新たな炭酸水の提案となっている。