サミット(東京都杉並区)は2月27日、「第38回サミット新商品人気コンクール」の表彰式を都内のホテルで開催した。同コンクールは、17年1月~12月に発売された新商品の中から、発売と同時に同社全店で取り扱い、現在も販売している商品を対象とし、消費者モニターの試食・試用による投票で入賞が決定するもの。今年は「新機軸」や「満足感」を得られる商品に高い評価が集まった。

竹野浩樹社長は冒頭、「当社の身勝手な思いで始めたコンクール。販売実績と必ずしも一致しないのが面白い。不一致が明日の売場を作る原動力になる。当社は昨年、未来のビジョンを一新し、『サミットが日本のスーパーマーケット(SM)を楽しくする』を掲げた。(メーカーの皆様と)一体になって日本一のSMをつくる」とあいさつした。

全部門を通じて最も高得点を獲得したのは、家庭用品部門の花王「ビオレuキッチンハンドジェルソープ」で99点だった。食品では久原醤油(福岡県久山町)の「レモンのうま鍋」(生鮮食品部門、83点)。同社は初受賞した昨年も、同部門で1位を獲得している。久原グループ本社の河邉哲司社長は、「今年は(賞を)取りたいという思いで開発した。当社は創業125年。商品開発のヒントをいち早く具現化してきた。3年連続受賞を目指す」と語った。

食品2位の79点を獲得したのは敷島製パン「ゆめちから小麦と米粉のロール」(デイリー部門)。同社の盛田敦夫社長は、「当社には国産小麦の使用で食料自給率を高めたいという理念がある。米粉も新潟産を使っており、純国産連合で1位になれたのは、大変うれしい」と話した。

〈食品産業新聞 2018年3月15日付より〉

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