日本食鳥協会(佐藤実会長)は22日、大阪市中央区の大阪ガスクッキングスクール淀屋橋で国産鶏肉を用いた給食献立の調理講習会を開催し、給食提供業者、栄養士、給食調理関係者など約25人が参加した。
日本食鳥協会・佐藤実会長

日本食鳥協会・佐藤実会長

講習会では佐藤会長が冒頭、「当協会では国産の鶏肉を広げる活動を行っており、鶏肉の生産者だけでなく、物流業者、小売業者などが会員になっている。今日のような調理講習会を大阪以外に東京、名古屋、福岡で実施している」と説明。参加者に対して、「国産チキンの安心、安全を担保するマークとして協会が商標登録して、様々な活動に活用しているシンボルマークがある。鶏肉の2kg 袋やダンボールなどにこのマークを付けて国産チキンの使用を訴求している。大手CVSの看板商品であるチキン商材にもこのマークがついている」とシンボルマークを紹介した。その後、「鶏肉の話」と題して、「イミダゾールジペプチドを豊富に含む鶏むね肉を食べると心身の疲労回復効果が期待できる」ことや、「鶏むね肉はあまりおいしくないと言われていたが、品種改良などによりおいしくなっており、CVSなどではサラダチキンが売れている」ことを説明した。

続いて、長谷川量平鯉淵学園農業栄養専門学校教授が「高齢者の健康、高齢者向け栄養調理のポイント」と題し、高齢者が筋肉量の落ちる「サルコペニア」の状態かを確認する診断方法などを説明した。調理デモンストレーションコーナーでは、中村製菓専門学校の熊丸杏美講師が調理師範を担当。比内地鶏を原料肉に使った「鶏ささみと茄子の生姜和え」、「鶏ひき肉の巾着煮」などのメニューを鶏肉カット時のコツなどを説明しながら参加者の前で調理した。その後、参加者たちが調理実習を行い、自分たちが調理した鶏肉を用いたメニューを試食した。

〈畜産日報 2018年1月24日付より〉