病院・介護施設給食サービス大手の日清医療食品は8日、西日本豪雨で孤立した運営受託介護施設に備蓄用缶詰、白粥など食品(286.9kg・210食分)と懐中電灯・充電器など日常品を空輸した。

契約先事業所で西日本豪雨に被災した施設は、浸水が5箇所、断水が32箇所、停電が4箇所、ガス不通が3箇所。備蓄品や現地の商品を活用し食事提供を継続している。

しかし、その中でも、ヘリコプターで空輸した特別養護老人ホーム梅菅園(広島県三原市下北方2丁目)は、周囲が水没し孤立しており、今後も継続して物流が寸断された場合に備蓄品を使い切る可能性があり、ヘリコプターによる支援を決定した。
周囲が水没し孤立した三原市(上空より撮影)

周囲が水没し孤立した三原市(上空より撮影)

この緊急事態に対応するため、同社は5日夕刻から本社で各支店・受託先施設の状況を随時確認。降雨状況が変動する中、8日午前には支援先リストを作成。同日夕刻に天候が回復する情報から空輸を決定。ヘリコプターは17時05分に神戸空港から発し、18時07分に施設に着陸して、物資を供給した。

広報課の神戸修氏は「支援先は停電で、地域住民も避難していることから、電気・水道・ガスを使用せずに提供できる缶詰等を、ヘリコプターに搭載できる最大量を空輸した」と語った。

〈冷食日報 2018年7月13日付より〉