管理栄養士や栄養士を養成する栄養系大学では通常、就職前に興味のある病院・介護施設・企業の現場を体験する現場実習を行うが、新型コロナウイルス感染症の影響により通常の授業も実施できていない所も多く、オンライン授業、学内実習を余儀なくされている。

そのような中、各大学では給食会社や食品メーカーに対して、社員教育用の動画コンテンツの提供を依頼し、その内容を精査しカリキュラムの構築を行う動きが増えてきているようだ。

これらの状況を踏まえ、日本給食経営管理学会では、「臨地・校外実習振替プログラム」を作成し、会員である管理栄養士・栄養士養成校に提供することを決定した。日清医療食品では大阪樟蔭女子大学の赤尾正准教授(日本給食経営管理学会理事長)の依頼を受けて、同学会に動画共有サービスYouTube に一般公開をしている動画等を提供。

例えば、動画「誤嚥性肺炎とその予防を知ろう!」では、増加する誤嚥性肺炎の現状やきざみ食など従来の高齢者向け介護食が持つ誤嚥の問題を訴え、加齢に伴い衰える噛む力・飲み込む力をサポートする食事を紹介している。

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日清医療食品の広報課・神戸修氏は「宣伝やPR向けの動画は該当しないため作成している動画のうち使用できないものも多いが、少しでも学生をサポートしたい」と述べた。