“病みつきになる”タコス専門店、銀座にオープン カリフォルニア発、海外1号店

東京・銀座「CHRONIC TACOS」日本1号店
〈カリフォルニア発メキシカン「CHRONIC TACOS」 選べる具材を注文後に調理〉
アメリカやカナダで51店舗展開するカリフォルニア発のファストカジュアル「CHRONIC TACOS(クロニック タコス)」の日本1号店が8日、東京・銀座にオープンした。

好みの具材を選んで目の前で調理する「Made to Order」を採用したタコス専門店で、同店が海外1号店となる。安心安全にこだわった食材は、組み合わせ次第で1万通り以上のオリジナルタコスが出来上がり、銀座に集う感度の高いビジネスパーソンをターゲットに高品質なカリフォルニアン・メキシカンを提供する。日本での運営を手掛けるK&BROTHERS(東京都港区、岩谷良平社長)は来年以降に、FCも募集し、今後出店を加速していく計画だ。

02年にカリフォルニア州の高級住宅街ニューポートビーチに1号店をオープンした「CHRONIC TACOS」はその名の通り、一度食べれば病みつきになる(CHRONIC=病みつきの意味)タコス専門店として全米で好評を博している人気チェーン店。

K&BROTHERS・岩谷社長

K&BROTHERS・岩谷社長

〈低価格と質の高さで、メキシカンの国内定着へ/K&BROTHERS岩谷社長〉
オープンを前に開催した内覧会で、K&BROTHERSの岩谷社長は同業態に懸ける意気込みを次のように語った。「米飲食市場でのメキシカン料理は国民食であるピザ料理を抜く勢いで急成長している。日本ではまだまだ浸透していないメキシカンを、低価格と質の高さを兼ね備えたファストカジュアル『CHRONIC TACOS』の出店で根付かせたい。大人カジュアルをブランコンセプトに掲げ、内装にもこだわった。ファストフードを卒業した30代以上の世代を呼び込みたい」。

“Nothing to Hide(隠すものは何もない)”をブランドコピーに掲げ、料理は全て客の目の前で調理するオープンキッチンスタイルを徹底している。肉は全て国産を使用し、トルティーヤは遺伝子組換えでない小麦とトウモロコシを使用。保存料・合成着色料は無添加。シーフードを使ったヘルシータコスも用意し、ベジタリアン・グルテンフリーにも対応する。

日本限定「黒毛和牛すき焼きタコス」

日本限定「黒毛和牛すき焼きタコス」

〈日本限定メニュー「黒毛和牛すき焼きタコス」も〉
提供するタコスは鶏肉を使用した「ポロアサドタコス」(税込390円)、豚肉を使用した「カー二タスタコス」(同440円)など。日本のみのオリジナルメニューとしては、「黒毛和牛すき焼きタコス」(同840円)をディナータイム限定で提供する。夜には気軽なメキシカンパブとしての運営し、アルコールも豊富に用意した。

《店舗概要》
▽住所=
東京都中央区銀座6丁目2番3 Daiwa銀座アネックスビル1F
▽想定客単価=昼900円、夜2500円
▽坪数=41.35坪
▽席数=55席

【関連記事】
京都駅ビルにミートパイ専門店 “和”のスイーツパイも提供
ドムドムハンバーガー、「2027年に100店舗」のビジョン 現状の3倍
ファーストキッチン・ウェンディーズ急拡大、今年中50店 2020年に100店目標
日本サブウェイ、ブランド改革へ始動 5月メニュー改定でサラダ本格導入も