くら寿司は2月22日、漁業の持続可能な発展に貢献するため、全国漁業就業者確保育成センターに売り上げの一部を寄付した。

同日、くら寿司の久宗裕行常務取締役らが全国漁業就業者確保育成センターを訪れ、漁業の持続可能な発展に活用してほしいと、小坂智規代表理事会長に約650万円の目録を手渡した。

くら寿司では、天然魚を加工する際に出る骨やアラを養殖魚用の飼料として活用し、新たな魚を育てる「循環フィッシュ」という取り組みを実施している。

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今回の寄付金は、この取り組みによる商品「みかんぶり」「チョコみかんぶり」「みかんサーモン」の1月までの売り上げの一部。最終的な寄付金額は約900万円を見込む。

寄付金の一部は2月27日に大阪、3月6日に福岡で開催する、働き手を求める漁協・漁業団体と漁業就業希望者とのマッチングを図るイベント「漁業就業支援フェア」に活用される。

漁協などでは新型コロナウイルスの影響により、自由に働き手を募集できない状況が続いており、今回のフェアでは約半数がオンライン出展だという。小坂理事会長は「寄付金をフェアなどに活用し、今後も漁業に携わりたい人の支援に取り組んでいきたい」とした。

くら寿司の久宗常務は、「漁業の発展は我々がビジネスをするうえで不可欠であり、日本の漁業を後世に伝えることは我々の役割でもある」とし、同社は今後も漁業の持続可能な発展のため、さまざまな形で貢献していく方針だ。