米マクドナルド社は9月21日、ハッピーセットのおもちゃにおいて、プラスチックを大幅に削減していくことを発表した。

日本でも2025年末までに全てのハッピーセットのおもちゃで、化石資源由来の原料を新規に使用したプラスチックを段階的に減らしていく。再生可能な素材やリサイクル素材、認証された素材など、サステナブル(持続可能な)素材を使ったおもちゃに移行することで、化石資源由来の原料を新規に使用したプラスチックの量を約90%削減する見通しだ(基準年は2018年)。

マクドナルドではこれまでも、ハッピーセットのおもちゃに関して、さまざまな環境に配慮した取り組みを行ってきた。

〈2021年から「マックでおもちゃリサイクル」の通年実施をスタート〉
日本のマクドナルドは、各国のマクドナルドに先駆けて2018年から、遊ばなくなったハッピーセットのおもちゃを店舗で回収し、店内で使うトレイにリサイクルをする「マックでおもちゃリサイクル」を実施している。

2020年は春休み・夏休み・冬休みと、子どもたちの長期休みに合わせて実施し、年間で約270万個のおもちゃを回収した。2021年3月からは通年での実施をスタートし、常時回収を行っている。プラスチックのおもちゃを対象にしたリサイクルとしては、国内最大規模の活動だという。

〈関連記事〉ハッピーセット“おもちゃ回収”通年実施、トレイなどにリサイクル、2020年は約270万個回収/日本マクドナルド
「いつでもマックでおもちゃリサイクル」/日本マクドナルド

「いつでもマックでおもちゃリサイクル」/日本マクドナルド

〈おもちゃの選択肢に絵本や図鑑も選べるように〉
また、2018年からおもちゃのプラスチック使用量を削減する“リデュース”の一環として、おもちゃの選択肢に絵本や図鑑も選べるようになっている。なお、2021年9月3日から選べる絵本には、いたずら好きな店主が営む変ったリサイクルショップの話を描いた「どっきリサイクルショップ」(作:石川基子氏)を取り揃えている。(一部店舗では、終了している場合がある)。今後もプラスチックのリサイクルとリデュースの両面で取り組む方針だ。

ハッピーセットのおもちゃとして選べる絵本「どっきリサイクルショップ」/日本マクドナルド

ハッピーセットのおもちゃとして選べる絵本「どっきリサイクルショップ」/日本マクドナルド

日本のマクドナルドのおもちゃは、1987年に発売されたハッピーセットの原型「お子さまランチ」に、ブロックのおもちゃを付けて販売したのが始まり。今後も“子供たちに夢中になって楽しんでほしい”という思いは変わらず開発していくという。
 
「例えば親子で遊べるボードゲームや、子供の創作意欲を引き出すペーパークラフトのおもちゃ、ごっこ遊びで想像力を広げるぬいぐるみなどは、子供たちに夢中になって楽しんでもらうことはもちろん、“遊び”や“体験”を通じて子供たちの成長と発達をサポートするという役割も引き続き担っていけるものと確信しています。2025年末までの移行期間の中で、これまで以上にお客様の声に耳を傾け、より時代に合った価値を提供できるよう進化し続けていきたいです」(日本マクドナルド)。