〈新粉ふき衣製法の「若鶏タツタ」、「本格炒め炒飯」は焼豚を改良〉
ニチレイフーズは3月1日から家庭用冷凍食品の新商品8品とリニューアル品8品を全国発売する。新商品の考え方は、「力強いカテゴリー政策の推進と新規需要創造への挑戦」(竹永雅彦常務執行役員家庭用事業部長)。新規需要創造への挑戦では、「料理素材」として価値提案を行う「切れてるサラダチキン」(350g)を発売する。

商品は鶏むね肉を柔らかくしっとりと蒸し上げ、素材の味を活かしたサラダチキン。使いやすくスライスし、まな板や包丁の必要がなく、好きな量が使える。料理素材としてもそのままつまみとしても使え、保存に便利なジッパー式。自然解凍も可能。「いろいろ使える・すぐ使える『常備肉』。シンプルでやさしい味付け、QR コードでレシピ検索もできるようにする」(同)。タイのGFPT ニチレイで生産する。

チキン加工品では「若鶏タツタ」(300g)を発売。醤油の風味と生姜が上品に香る和風若鶏竜田揚げ。竜田揚げらしいサクッとした食感と粉ふき感が特徴の新「粉ふき衣」製法、1個あたりが約20%大きく、生しょうがの絞り汁を使用した。保存に便利なジッパー式。力強いカテゴリー政策の推進では「炒飯」を強化し、「手作りから冷凍へのシフト」を狙う。その商品施策は①「本格炒め炒飯」(450g)のリニューアル②「五目炒飯」(500g)のリニューアル③炒飯によく合う中華スープ「黄金湯」(常温食品、150g)の発売。

「本格炒め炒飯」は自家製焼豚を改良、①新ジューシー焼豚、醤油の香ばしさや肉本来の旨味が感じられる味付けにした②焼豚を10%大きく、ゴロゴロと食べ応えのある食感に③焼豚の量を1.2倍に増やした。「五目炒飯」は「本格炒め炒飯」と同じ新焼豚を使用し、香りの決め手となるXO 醤を1.5倍にした。弁当類は焼肉とマヨネーズの組み合わせの「焼肉マヨグリル」(6個120g)、「ベーコンチーズオムレツ」(6個144g)、「ゴーヤーチャンプルー」(4個72g)の3品を発売。また、18年度は「ミニハンバーグ」発売50周年、「からあげチキン」発売30周年。スナック類はパクパクつまめる一口サイズのチキンスナック「パクチキ」(12個156g)。旨辛とコンソメの2種。菓子に代わる新たな需要開拓を目指す。スイーツ類は「今川焼クリームチーズ」(5個315g)。若年層の需要開拓を狙う。

〈業務用は「日常以上、ハレ未満」強化し「スペシャリテ」を充実〉
ニチレイフーズは3月1日から業務用冷凍食品の新商品25品を全国発売する。「開発コンセプトは①日常以上、ハレ未満~手の届くちょっとした贅沢~②Pure Delica~惣菜未利用者へのアプローチ~③業態特化型アイテム~業態ごとのニーズに応えるオリジナル商品~」(福本雅志常務執行役員業務用事業部長)。中でも「日常以上、ハレ未満~手の届くちょっとした贅沢~」をさらに強化した新商品を提案する。

同コンセプトによる、惣菜・事業所給食業態向け有名シェフ監修メニューの「シェフズスペシャリテ」シリーズは現在9品をそろえているが、今春は「【東京・新橋】新橋亭田中喬総料理長監修芙蓉蟹(甘酢あん)」(24個2,880g+タレ)、「【東京・新橋】新橋亭田中喬総料理長監修大焼売」(120個3,360g)の冷食2品と「【東京・新橋】新橋亭田中喬総料理長麻婆ソース」(500g)の常温食品を発売する。

また、洋食では「【神戸・新開地】グリル一平山本隆久シェフ監修ハンバーグ(デミグラスソース)」(6個660g+ソース)を発売。「ちょい飲みスペシャリテ」は、既存品は5品を展開。今回は「和」をテーマにした「里芋のえび包み揚げ」(15個270g)、「新鮮鶏はつ唐揚げ」(500g)、「洋」の「オマールビスク味わうミニクロケット」(15個270g)、「キャラメルミニおさつ(紅はるか使用)」(500g)の計4品を発売する。

〈冷食日報 2018年1月12日付より〉

 

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