〈高付加価値商品が評価、コンビニへの導入進む〉
井村屋が6日発表した2018年3月期第3四半期連結決算(2017年4~12月)は売上高が347億2,600万円で前年同期比8.0%増、利益面では営業利益が14億8,200万円で16.6%増など増収増益となった。上期に主力の冷菓カテゴリーで「あずきバー」シリーズが伸長し、米国アイス事業の売上も増加。下期の主力となる点心・デリカテゴリーは新工場が7月に稼働し、付加価値が向上した「肉まん・あんまん」類の売上げが大幅に増加した。設備投資効果や生産性向上活動によりコスト低減が図れた。

セグメント別に見ると、点心・デリカテゴリーの売上高に量販店で販売している冷凍まん・チルドまんを含めた、「肉まん・あんまん類」の売上高は89億4,700万円で前年同期比20.2%増となり、過去最高の売上高となった。そのうち点心・デリカテゴリーの売上高は70億9,100万円で前年同期比22.9%増となった。付加価値の高い商品提案が評価され、CVSへの導入店舗数が増加した。新工場も順調に稼働し、最盛期となる10月~12月に売上げが大きく伸長した。

〈冷食日報 2018年2月13日付より〉

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