〈家庭用は有名店コラボ商品3品発売、引き合い良好〉
東洋水産は、18年春夏新商品として家庭用冷凍食品3品・業務用冷凍食品3品を発売する。家庭用の新商品は、個食タイプの麺類2品・ライスバーガー1品で、いずれも3月1日に発売する。

【彩美 味噌ラーメン】(249g)同社がチルド生麺・即席麺でもコラボして人気の北海道・札幌の有名店「麺屋 彩美」とタイアップした具・スープ付きの味噌ラーメン。同店店主監修により、看板商品の「味噌ラーメン」を冷凍食品で再現した。中太のちぢれ麺に、生姜の風味を利かせた味噌味のスープを合わせた。具材には、メンマと豚肉入り。

【ajito ism 監修 ピザ味まぜそば】(230g)ラーメン業界で権威ある講談社発行『TRY ラーメン大賞2016-17』『同 2017-18』の「名店部門 汁なし」で2年連続1位に輝いた東京都品川区の有名店「ajitoism(アジト イズム)」とタイアップした汁なしラーメン。同店の看板メニュー1つである「ピザソバ」を再現した。食べごたえのある太麺に、チーズの風味とチリパウダーで辛味を利かせたピザ風のソースを合わせた。パッケージでも「TRY ラーメン大賞」連覇店とのコラボ商品であることを大きく謳う。

担当者は「市場の大きい冷凍パスタ同様、レンジ調理だけでできる焼そば・汁なしラーメン類の市場は、パスタ同様拡大の余地があり、品揃えを充実させることで市場拡大を図りたい」とした。
「ajito ism監修 ピザ味まぜそば」

「ajito ism監修 ピザ味まぜそば」

【ゴーゴーカレー監修 ライスバーガー カレー】(120g)黄色い看板とゴリラのロゴがトレードマークの金沢カレーで有名な「ゴーゴーカレー」とのタイアップ商品。牛肉とたまねぎを黒く濃厚なルーで味付けし、ライスパテで挟んだ。ルーは、ガーリック・ウスターソース・スパイスをバランスよく配合し、コクとパンチを出し、クセになる味わいに仕上げた。「ライスバーガーは特に中高生に人気で、昨秋発売したチーズ牛丼の味も人気を博した。今回は同店のゴリラのロゴを加えた、インパクトのあるデザインのパッケージも特長で、配荷がとても良い」(担当者)という。

「ゴーゴーカレー監修 ライスバーガー カレー」

「ゴーゴーカレー監修 ライスバーガー カレー」

今春の新商品について担当者は「従来の冷食売場にはあまりなかった名店コラボ系のラーメンは、このところ各社が発売し、競争も激しくなっているが、市場拡大のチャンスでもある。当社でも昨年発売の汁無し中華麺『珍々亭 油そば』『人生餃子 皿台湾』が好調で、今回の発売でタイアップ商品計4品展開とし、家庭用冷食市場で同カテゴリーの拡大を図りたい」とした。

〈業務用は高付加価値麺類拡充と調理品「明太とろろ」〉
業務用の新商品は麺類2品と調理品1品。

【のれんめぐり 北海道産そば使用日本そば】北海道産の玄そばを限定使用した日本そば。食感とのどごしを大切にし、手切り風に仕上げた。そばの産地やご当地麺の特長を再現した「のれんめぐり」シリーズの日本そばは5品となり、高付加価値のフェアメニュー等での活用を狙うもの。

【糖質カットめん タリオリーニ】昨秋発売した「冷凍ラーメン」に次ぐ糖質カットめん。おいしさそのまま、同社商品との比較で糖質を40%カットした。担当者によれば、「低糖質市場は事業所給食等でも徐々に引き合いが強まっており、高付加価値商材として市場を見ながら強化したい」という。

【具っと便利!明太とろろ】主に麺メニューでの活用を目指した調理品「具っと便利!」シリーズの新商品。とろろと辛子明太を混ぜ合わせ、小容量で使いやすいパックにした。「他にあまりない商品で、麺メニューのみならず、どんぶり、パスタなど幅広いメニューでの活用を訴求したい」(担当者)。

なお、リニューアル品は具付き調理麺「屋台一番 中華風焼そば」を仕様変更したほか、デリカ・ケータリング用冷凍麺シリーズ4品を、さらに調理後の経時変化に強く、コシや弾力が残るよう刷新した。

〈冷食日報 2018年2月28日付より〉

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