〈食品業界におけるSTATUSを上げる、「こだわり、高める」経営を〉
日本水産の新社長、的埜明世氏は11日記者会見し、社長就任にあたっての抱負などを語った。的埜社長は3月15日付で就任。

的埜社長は抱負を「役職員一人ひとりが昨日よりも今日、今日よりも明日良い会社になることを考えられる会社にしたい」と述べた。また、「やり遂げたいこと」として3点を挙げた。〈1〉ニッスイの食品業界におけるSTATUS を上げる。駅伝に例えれば、自分の与えられた区間で一つでも順位を上げる〈2〉後継者を育てる〈3〉役職員に対しては正しい人事と正しい処遇をする。

会社の方向性については、「もう一段上のステージに向けて、利益に加え、社会から信頼される価値ある会社を目指し、新たなことにチャレンジする会社」とし、17年度を最終年度とする中計「MVIP2017」の数値目標の「売上高6,770億円、営業利益240億円の公表値に着地できる」と見通しを語った。

18年度経営方針として目指す方向については、「『こだわり、高める』経営」を掲げ、その内容を「収益や規模だけでなく、独自の技術の追求(美味しさ・健康)、社会課題への対応(環境保全・持続可能性など)、従業員のやりがい・幸せ、先進的な技術を取り入れた業務への転換を実現することで企業価値を高め、『Good Company』になる」と強調した。

各事業方針のうち食品事業については、「新たな価値の創造と変革のために総合力でチャレンジする」とし、「変化に敏感に反応し、その先を見据えた新たな価値を提供し続ける食品メーカーを目指したい」と述べた。

〈冷食日報 2018年4月12日付より〉

【関連記事】
完全養殖本マグロ「喜鮪(きつな)金ラベル」出荷開始-日本水産
日本水産協賛 第36回「海とさかな」自由研究・作品コンクール表彰式 応募数は3万1622点