ニチレイフーズと日本唐揚協会(やすひさてっぺい会長兼理事長)は1日、鶏の唐揚げに関する意識および実態調査「全国から揚げ調査2018」を発表した。10月は行楽シーズンに加えて弁当での唐揚げ利用が最も多くなるため、同協会は今年から10月を「から揚げ強化月間」に設定。から揚げ専門店や賛同企業らとともに、更なる普及拡大を目指している。

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同調査はこの取り組みに併せて実施した。調査対象は20~79歳の男女約1万4千人で、方法はインターネットでのアンケート調査。

〈利用シーン拡大とともに冷食ニーズも増加傾向〉
から揚げは、弁当だけでなく夕食にも利用できる冷凍食品のヒットや、惣菜としてコンビニやスーパーで購入しやすくなったことが消費を後押し。夕食に加えておやつやおつまみなどのシーンでも利用されている。から揚げ専門店も2011年の420店舗から3倍以上の1408店舗まで広がっているという。

2015年の国勢調査から全国の年間唐揚げ消費量を算出したところ、220億個以上にも上り、一人当たりに換算すると約240個になるという。1か月の1人当たり唐揚げ消費量が最も多い県は青森県の32個で、次いで大阪府の30.9個、福岡県の29.9個と続いた。反対に最も少ないのは愛知県で、14.1個と青森県の半分以下となった。から揚げの好きな部位については、ももが85.8%で人気が高く、次いでむね(44.4%)、手羽先(37.5%)となった。都道府県別では、ももが最も好きな県は奈良県。むねは大分県、手羽先は鹿児島県だった。

から揚げのイメージについては、「家族で楽しめる(44.8%)」との回答が最も多く、他には「家族が好き(44.7%)」「メインのおかずになる(42.9%)」が上位に並んだ。惣菜のから揚げを衝動買いしたことがあるか聞くと、62.5%はあると回答。特に50代女性が多く、74.5%という結果だった。

から揚げに合う飲み物については、「お茶(日本茶と烏龍茶)」が45.5%で最も多く、ノンアルコールの飲料が56.4%を占めている。年代別では20代だとビールなどのアルコール類があうと答えた人は15.1%に留まったが、50代では38.4%がアルコールを選んでいる。つまみとして選択する人の多さをうかがえる結果に。

月1回以上食べているから揚げの喫食頻度については、手作り(39.5%)が最も多く、惣菜(37.5%)、冷凍食品(23.7%)、コンビニ(21.8%)、外食店(16.9%)と続いた。食べる場面については、夕食が最も利用が増え、冷凍食品は弁当だけでなく、夕食が最も利用されている。購入理由を聞くと、「調理が楽(47.0%)」「保存ができる(46.0%)」「価格が手ごろ(39.5%)」との答えが多く、冷凍食品としての強みが多く挙げられている。

〈冷食日報 2018年10月2日付より〉