大阪王将「金華スープの醤油ラーメン」「スタミナ味噌ラーメン」発売、“中華全包囲!~餃子メーカーから中華メーカーへ~”/イートアンド2022年春夏家庭用新商品

大阪王将「金華スープの醤油ラーメン」(イートアンドフーズ)
イートアンドフーズは、「大阪王将」ブランドの2022年春夏家庭用冷凍食品新商品8品・リニューアル品4品を3月より、全国の量販店で販売開始した。

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今季のテーマは「中華全包囲!~餃子メーカーから中華メーカーへ~」とし、餃子や炒飯のラインアップ拡大に加え、新たにラーメンを投入して店頭販促にも活かす方針だ。3月3日、東京都品川区の東京ヘッドオフィスで新商品発表会を開き、山本浩専務、星野創常務らが商品概要などについて話した。

左からイートアンドフーズ山本浩専務、星野創常務

左からイートアンドフーズ山本浩専務、星野創常務

星野常務によれば、家庭用冷凍食品市場(インテージSCI・平均購入額)がこの5年間で29.0%増となる中、カテゴリー別で中華カテゴリーは43.5%増と、麺の33.7%増、食卓惣菜の27.9%増を上回り最も伸長率が高く、冷食市場拡大に中華が大きく貢献しているという。
 
そうした中で、大阪王将店舗のノウハウを活かした質感にこだわった商品を強みに、主力の餃子だけでなく、店舗で人気のメニューを冷凍食品売場で再現することを目指す。今回ラーメンを投入することで、量販店店頭でもラーメン+餃子・炒飯の大阪王将セットを訴求。まとめ買いによる客単価増への貢献も目指す。
 
焼き餃子の新商品「羽根つきタン塩餃子」(12個+たれ2袋・326g)は、焼肉の定番「タン塩」を餃子に合わせた商品。厚切りカットしたタン(牛・豚両方使用)のゴロゴロ食感と、ポッカサッポロと共同開発した「レモンこしょう」たれが特徴。また、具材とたれにこだわった付加価値型商品として、実勢売価は通常の餃子類より50円ほど上の250円前後を想定し、客単価アップも目指す。なお、既存商品の値上げは現時点では実施を見送っている。
 
また、2021年春の「羽根つきスタミナ肉餃子」、2021年秋の「スタミナ肉ニラ水餃子」に続くスタミナ商品第3弾として米飯の新商品「スタミナ炒飯」(300g)を発売。在宅勤務やマスク生活の中で好調なにんにくフレーバーに着目。にんにくペーストに加えフライドガーリックとにんにくの芽が入り見た目でもにんにく感を訴求する。なお、「スタミナ肉ニラ水餃子」(286g)も、新たに焼肉のタレをイメージした「ニンニク醤油だれ」を添付し、さらにごはんに合う味に仕上げ新商品として発売する。
 
これらスタミナ商品3品をフルに使うことで、夏にぴったりなスタミナ定食店頭販促企画も訴求する。
 
さらに、ラーメンの新商品2品を新たに投入。伸長する冷凍ラーメンカテゴリーに6年ぶりの挑戦となる。「6年前は付加価値型商品でうまくいかなかったが、今回は大阪王将店舗の味に近づけ、大衆性と値ごろ感ある商品として投入する。ここまでかなりの引き合いがある」(星野常務)という。
 
「金華スープの醤油ラーメン」(267g・めん180g)は世界三大ハムの1つ、金華ハムのエキスを使用し、金華スープを使用する大阪王将店舗の醤油ラーメンを忠実に再現した。「スタミナ味噌ラーメン」(264g・めん180g)は、大阪王将店舗で創業当時に販売されていたメニュー(現在は復刻販売)を再現。味噌・豆板醤のコクと、トレンドのスタミナ感で町中華のなつかしさを感じられる商品に仕上げた。

大阪王将「スタミナ味噌ラーメン」創業時のメニューを再現(イートアンドフーズ)

大阪王将「スタミナ味噌ラーメン」創業時のメニューを再現(イートアンドフーズ)

ほか、新商品として「ぷるもち水餃子」(270g)、「ぷるもち水餃子 ボリュームパック」(540g)、「たれつき肉焼売」(218.8g)を発売した。
 
「ぷるもち水餃子」は具にダイスカットの肉を増やし、ジューシーさをアップするとともに、野菜の割合も増やし食感を強くした。隠し味にはごま油とネギの風味をプラスし、より食べごたえある味にした。パッケージは同社初の試みとして2種類のパッケージで販売。調理例を載せることで汎用性を訴求する。
 
「たれつき肉焼売」はごはんに合うことをさらに追求し、玉ねぎ・たけのこ・しいたけがより大きくなりゴロゴロ食感を強めるとともに、鶏・豚エキスの旨みも強化した。
 
〈冷食日報2022年3月4日付〉