アサヒビールは17日、今年3月に発売したRTD「アサヒ贅沢搾り」の販売数量が12月中旬に、目標数量である400万箱(250ml×24本)を突破したことを発表した。なお。発売当初の目標数量は200万箱としていたが、販売実績が好調となっていたため3月末には300万箱、8月末には400万ケースへと上方修正を行っていた。

※RTD=「Ready To Drink」の略。チューハイ・サワーなどの「開けてそのまま飲める」アルコール飲料。

好調の要因に対して同社は「当社の調査では、同ブランドのイメージとして“果汁感”、“果実感”、“果汁のみずみずしさ”などが高く評価されているほか、商品特長である“果実1/2個分の果汁”、“果汁をたっぷり使用”といった中味に対する満足度が高く、リピート購入や複数フレーバーの飲用に繋がっている。また、商品の認知率向上には、店頭だけでなく、SNS 等のデジタルを活用した情報発信や販促施策も効果的で、LINE を活用したマイレージキャンペーンやサンプリングキャンペーンを実施した結果、キャンペーン終了後の継続購入に貢献したことが分かっている」とコメントを発表。

また、同社では拡大するRTD需要に応えるべく、福島工場に14億円を投じて、ビール類などを製造している既存のラインでRTD商品の製造を可能にする設備投資を実施。調合タンクやカーボネーション設備を新たに導入し、2019年3月以降順次製造を開始する。この設備投資により、同社のRTD商品製造能力は2018年と比較して約2割増となる予定。

〈酒類飲料日報 2018年12月18日付より〉