カリフォルニアワイン協会「日本への投資と情報発信を強化」、国際部長が来日し方針説明

カリフォルニアワイン協会が「日本への投資と情報発信を強化」(画像はイメージ)
カリフォルニアワイン協会本部から、国際部長のオナー・コンフォート氏が来日。11月18日にはアンダーズ東京で、日本における今後の活動や、サステイナブルへの取り組みについて語った。

冒頭、同協会日本事務所共同代表手島孝大氏は、「日本事務所が新代表・新体制に代わって1年半。今年4月には、本部の国際部長にコンフォート氏が着任した。同氏がマーケットの特性を考え、日本の感性に合わせた活動を考えてくれていることに感謝している」と紹介した。

コンフォート氏は、「日本は、アジアにおけるマーケットリーダーであり、大きな価値がある。今春には政府からの資金援助を受け、日本を含むキーマーケットへの投資を強化している」と説明した。日本はカリフォルニアワインの輸出量で、カナダ、英国に次ぎ3位の市場。「低価格とハイエンドなワインだけでなく、アクセスしやすい中価格帯の価値あるワインにもっと注力したい」と話す。

カリフォルニアワイン協会本部 国際部長 オナー・コンフォート氏

カリフォルニアワイン協会本部 国際部長 オナー・コンフォート氏

【日本における活動方針】
消費者、なかでも若い人たちへ向けたカリフォルニアワインの認知向上を目指す。日曜に開催したテイスティングセミナーには500名が来場し、関心の高さが伺えた。
 
現在、オンラインを使った学習システム「カリフォルニアワインエデュケーションプラットフォーム」を開発しており、1年以内には発表できそうだ。また、東京オリンピックの期間中、「カリフォルニアワイン」を紹介するポップアップバーをオープン予定。
 
【サステイナブルへの取り組み】
気候変動への対応が世界規模で必要とされる中、当協会では2003年、「サステイナブルワイングローイングプログラム」を立ち上げた。次の100年に向けたホリスティックなアプローチで、「環境」「コミュニティ」「ビジネス」と3つの視点で、サステイナビリティを提案。ガイドラインを細かく定めた「CODE」は、厳しい規定と透明性が国際的にも評価されている。
 
なお、心配されたソノマの山火事は、100%鎮火し、ワイン産業への影響はほとんどなさそうとのこと。山火事の予防対策も立案している。
 
会では、コンフォート氏が選んだスパークリングワイン「ブレスレス」、白ワイン「オークファーム」のアルバリーニョ、赤ワイン「マサイアソン」のカベルネ・ソーヴィニヨンの3本を、ストーリーとともに紹介した。
 
〈酒類飲料日報 2019年11月19日付〉