ニューミュンヘンの新業態「ビアガーデン ホルツ」大阪・曽根崎にオープン

ニューミュンヘン「ビアガーデン ホルツ」
大阪・神戸地区でビアガーデンを展開するニューミュンヘン(大阪市中央区、八尾健二社長)は3月1日、新業態となる「ビアガーデン ホルツ(HOLZ)」をオープンする。

「ニューミュンヘン」は1958年の創業以来、サッポロ生ビールを提供する老舗ビアホールとして知られており、現在レストラン9店舗、デリカショップ4店舗を展開している。今回オープンする「ホルツ」は、これまで同様、サッポロビール静岡工場から直送される生ビールを提供するが、メニューは一新する。

屋内型ビアガーデンをイメージした「ガーデンエリア」では、最新型の無煙ロースター付きテーブルで旬の魚介類をはじめとしたロースト料理を楽しめる(要予約)。カウンター席、テーブル席、ソファ席を備えた「ビアエリア」は、ひとり客や少人数グループがシーンに合わせて気軽に楽しめるよう工夫されている。

ドリンク類は生ビールだけでなく、ビオワインやオーガニックワインなど、ワインのラインアップも強化した。ターゲットを「20代後半~50代の働き盛りの世代」に据え、個人、少人数グループに照準を当てていく。

ニューミュンヘン「ビアガーデン ホルツ」

ニューミュンヘン「ビアガーデン ホルツ」

また、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底した。ウイルス抑制・除菌用UV照射機「UVee」を設置、人の手が触れる場所をターゲットに紫外線を照射して除菌する。内壁には光触媒コーティングが施されており、抗菌性を高めた。空調は「ストリーマ除菌ユニット」を搭載しており、常に空気清浄を行っている。地下店舗ながら、満席時にも建築基準法で定められた外気量の1.5倍を供給する。 
 
上杉竜太郎専務は、新業態について「地下店舗は閉塞的なイメージを持たれがちだが、開放的でリラックスできる演出を考えた。HOLZとはドイツ語で木材を意味し、森林をイメージした店内は、木をふんだんに使用している」と語った。今後の展開については「ビアホール、ビアレストランというカテゴリの中で、できることを変えていきながらチャレンジしていきたい」と語った。
 
〈「ビアガーデン ホルツ(HOLZ)」店舗情報〉
◆所在地
大阪市北区曽根崎2-13-17曽根崎渡辺ビルB1F
 
◆営業時間
16時~23時
 
◆店休日
なし
 
◆店舗規模
128席・130席
 
◆客単価
ビアエリア6000円、ガーデンエリア1万2000円(要予約、コースのみ)。

〈酒類飲料日報2022年2月25日付〉