アサヒビール「新スーパードライミュージアムin東京ミッドタウン」オープン

アサヒビール「新スーパードライ ミュージアムin 東京ミッドタウン」
アサヒビールは4月22日から4月26日まで5日間限定で「新スーパードライ ミュージアムin東京ミッドタウン」を東京ミッドタウン(東京港区赤坂)にオープンしている。樽生を極めた注ぎ手による工場できたての新スーパードライが1杯500円(フィッシュナゲット付)で楽しめる。

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仮想現実(VR)を活用した工場見学体験や「スーパードライ」の製造工程・歴史パネルや躍動感ある映像など、ブランドの世界観を五感で伝える。また、「スーパードライ」発売翌年の1988年に飛行開始して以来となる飛行船「新スーパードライ号」が3月31日から5月30日まで約2カ月をかけて北海道から九州まで、日本列島の空を周遊しているが、4月22日から4月26日までの間と、GW の間は関東エリア上空を飛行する。当日は六本木の空を周遊し、イベントを盛り上げた。

アサヒビール飛行船「新スーパードライ号」

アサヒビール飛行船「新スーパードライ号」

イベントでは、人気グループ・Sexy Zone の中島健人さん、菊池風磨さん、そして新スーパードライのYouTube を担当しているHIKAKIN さんが登場して、セクシー注ぎ対決などのアトラクションを行った。

アサヒビール「新スーパードライ ミュージアムin 東京ミッドタウン」イベントの様子

アサヒビール「新スーパードライ ミュージアムin 東京ミッドタウン」イベントの様子

〈塩澤社長「ミュージアムカー、飛行船を通じて話題喚起図る」〉
塩澤賢一社長が冒頭登壇して、次のように述べた。
 
本年、発売から36年目でフルリニューアルを実施した。1987年、日本初の辛口生ビールとして誕生し、発売以来、サラリとした飲み口、キレ味さえる辛口の生ビールをコンセプトに、品質向上に向けて様々な挑戦を積み重ねてきた。
 
発売から35年が経ち、私たちを取り巻く社会や、消費者の価値観は大きく変貌した。日本国内が成熟化し、商品の差別化が難しくなる中で、唯一無二の価値を持つ商品が選択される傾向にある。今の時代の価値観に応えるブランドへと、刷新をするために、今回のフルリニューアルでは、ブランドのコア価値である辛口や、シルバーパッケージを更に磨き上げる。一人ひとりの気持ち高まる瞬間に寄り添うブランドを目指していく。
 
フルリニューアル実施後のスーパードライの缶容器は、3月の販売数量が前年比141%となり、好調に推移している。当社が実施した調査では新スーパードライを飲んだ方で満足と答えた方は約93%と、大変高い評価を頂いている。実際、飲んだ方からは「これまで以上にキレを感じて飲みやすくなった」「缶体に書かれている味わいカーブは、味の特徴が分かりやすくて良い」といった声を頂いている。
 
本日からここ東京ミッドタウンで、5日間限定でオープンする。このミュージアムでは、スーパードライの世界観を五感で楽しむことが出来る。多くの方にご来場いただき、新スーパードライの辛口のうまさを実感頂ければ。このような特別なブランド体験ができるイベントは、移動式のミュージアムカーとして、3月から10月まで全国の主要都市を廻っている。
 
また発売当時の1980年代後半に実施した、飛行船による広告展開を復活させ、3月から5月まで約2カ月間をかけて、九州から北海道まで日本列島の空を周遊していく。それぞれ本日から東京に登場する。ミュージアムカー、飛行船を通じて新スーパードライの話題喚起と、飲用喚起を図っていく。
 
国内のビール類市場は、2020年の酒税税率改正に伴うビール減税により、ビールへの回帰が進んでいる。2026年のビール類酒税の一本化に向けては、更なるビール市場の拡大が見込まれる。
 
主力ブランドのスーパードライについては、これまでお話した通り、フルリニューアルの取組みに加え、開栓すると、きめ細かい泡が自然に発生し、飲食店のジョッキで飲む樽生ビールのような味わいが楽しめる生ジョッキ缶や、製造後3日以内に工場から出荷する工場できたてのうまさ実感パック、-2℃から0℃への氷点下の温度帯でスーパードライを楽しめるエクストラコールドの展開などを通じて、スーパードライの一貫したブランド価値や特別な飲用体験をお客様に提供することで、当社の掲げるビジョンである「すべてのお客様に、最高の明日を。」の実現を目指していく。
 
〈酒類飲料日報2022年4月25日付〉