キリンビールは2022年10月1日納品分から、一部商品の生産者価格を値上げする。対象はビール類・RTD・その他樽詰商品・ノンアルコール飲料・輸入洋酒。

【関連記事】アサヒビール10月値上げへ、「スーパードライ」「贅沢搾り」など162品目、ビール類は店頭想定価格6~10%上昇

主な対象商品はビール類が「キリン一番搾り生ビール」「淡麗グリーンラベル」「本麒麟」など、RTD(チューハイ・サワー類)は「氷結」など。その他樽詰商品は「樽詰サワー」など。ノンアルコール飲料は「キリン 零ICHI」「キリン グリーンズフリー」など。輸入洋酒は「ジョニーウォーカー ブラックラベル 12年」「スミノフ」など。

缶ビールなど家庭用酒類の値上げは2008年2月以来、14年ぶり。瓶や樽詰など業務用ビールの値上げは、2018年4月以来、4年ぶりの値上げだ。
キリンビール 2022年10月1日価格改定の主な対象商品

キリンビール 2022年10月1日価格改定の主な対象商品

キリンビールによると、原油価格の高騰に加え、昨今の国際情勢の混乱なども影響し、大麦・コーン・アルコールなどの原材料価格をはじめ、アルミ・段ボールなどの資材価格、製造にかかるエネルギー価格や物流費などあらゆるコストが上昇している。事業全体でコスト削減、生産性向上など、さまざまな企業努力と経営合理化に取り組んできたが、今後も現在の状況が継続するものと想定しており、企業努力だけで各種コストの上昇分を吸収することは困難な状況だという。
 
キリンビールは今回の価格改定について、引き続き顧客に安心・安全な商品を継続して提供していくためにも、“やむを得ず”決定したものだとしている。